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2015-01-15
マンモス
MAMMOTH
2006年 アメリカ
舞台は現代アメリカあたり。
主役は博物館の館長の男です。

ある日主役が自分の研究である氷付けマンモスをいじっていたら、
なにかが起こりました。
その後、マンモスが動き出していなくなります。

国から調査チームが派遣されてきます。
主役の家にもやってきます。
マンモスが動き出したことを知らされます。
主役が研究の第一人者なので訊きに来たようです。

話を聞くうちに、マンモスは隕石のような宇宙船に乗って
やってきた超小型の宇宙人にのっとられてあやつられていると
わかります。
宇宙人研究をしている主役の父と一緒にどうにかしようとします。
どうにかできなかった場合は町ごと焼き払われるようです。

とりあえず凍らせると動きが止まるとわかったので
マンモスを工場におびき寄せて液体窒素かなにかで
固めることにします。

途中で宇宙人はマンモスの体を捨て、
主役の父親の体に入りました。
父親は自分の体を凍らせて固めました。
宇宙人が中に入っていると、凍ってもしなないようです。

主役の父親は未来にどうにかできることを期待して
凍らせたままにするようです。


……というようなお話です。

基本的にばかばかしくしようとしている感じはありますが、
ギャグで終わらずに、ひどい感じに人が死にます。

超小型宇宙人の集団は、人間の手やマンモスにとりついて
自由に操れるようですが、一度取り付いたらそれから
離れられないと思いきや、最後でマンモスから主役の父親に
乗り換えます。
それならなぜ、途中途中で別の生き物に乗り移らなかったのか
その理由がまるでわかりません。

たとえばねずみにでものりうつれば、もう主役たちには
止められなかったでしょうに。

ギャグをやりたいのかパニックものをやりたいのか、
惨殺ものをやりたいのか、まったくわからない話でした。

おもしろいともつまらないとも言い切れない、
なんとも言えない映画でした。