舞台は現代アメリカあたり。
主役は博物館の館長の男です。
ある日主役が自分の研究である氷付けマンモスをいじっていたら、
なにかが起こりました。
その後、マンモスが動き出していなくなります。
国から調査チームが派遣されてきます。
主役の家にもやってきます。
マンモスが動き出したことを知らされます。
主役が研究の第一人者なので訊きに来たようです。
話を聞くうちに、マンモスは隕石のような宇宙船に乗って
やってきた超小型の宇宙人にのっとられてあやつられていると
わかります。
宇宙人研究をしている主役の父と一緒にどうにかしようとします。
どうにかできなかった場合は町ごと焼き払われるようです。
とりあえず凍らせると動きが止まるとわかったので
マンモスを工場におびき寄せて液体窒素かなにかで
固めることにします。
途中で宇宙人はマンモスの体を捨て、
主役の父親の体に入りました。
父親は自分の体を凍らせて固めました。
宇宙人が中に入っていると、凍ってもしなないようです。
主役の父親は未来にどうにかできることを期待して
凍らせたままにするようです。
……というようなお話です。
基本的にばかばかしくしようとしている感じはありますが、
ギャグで終わらずに、ひどい感じに人が死にます。
超小型宇宙人の集団は、人間の手やマンモスにとりついて
自由に操れるようですが、一度取り付いたらそれから
離れられないと思いきや、最後でマンモスから主役の父親に
乗り換えます。
それならなぜ、途中途中で別の生き物に乗り移らなかったのか
その理由がまるでわかりません。
たとえばねずみにでものりうつれば、もう主役たちには
止められなかったでしょうに。
ギャグをやりたいのかパニックものをやりたいのか、
惨殺ものをやりたいのか、まったくわからない話でした。
おもしろいともつまらないとも言い切れない、
なんとも言えない映画でした。