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2015-07-02
ダブルヘッド・ジョーズ
2-HEADED SHARK ATTACK
2012年 アメリカ
舞台はどこか南の海です。
主役はかつてサメに襲われそうになってから
海が怖くなった女子大生です。

主役たちは授業の一環で、
集団で二週間くらい船に乗っていました。

ある日、巨大鮫に襲われて船が壊れました。
近くに船があったので、修理担当以外は残して
そこに向かいました。

突然の地震で監督者が怪我をして船に戻ります。
島にあったボート二台を修理したのち、
学生たちが悪ふざけで遊んでいたら、
片方が巨大鮫に食われました。
ようやくみんな、何が起こっていたかわかります。

島は崩壊寸前で、海には鮫、船は動きません。
残った人々で、とりあえず船を修理しているものを取り、
船を沈めて救難信号を出そうと行動します。

船修理の間、おとりになろうとした人たちは
鮫がむかってきた衝撃で数人殺されます。

船を修理していた人は、その後食い殺されます。

修理した船を奪って逃げようとした男は船ごと沈みます。

島に残っていた人の大半は津波に飲まれ、
その後鮫に食われます。

三人残って、一人は鮫を殺そうとしてやられます。
残った主役ともう一人は、モーターボートに噛み付かせて
鮫を爆発させて殺しました。

その後救助が来ました。


……というようなお話です。

サメと人を同時に映すと不自然さが目立つので
それを隠そうとしたのか、人がサメに襲われるシーンはとにかく
カメラワークが悪くなります。
変に画面を揺らして、サメのアップと人のアップなど。
状況がほとんどわからなくなるのでやめて欲しかったです。

映画は、誰がどういう風に死んでいくのか、
誰が残るのかを描きたかった程度に思えました。

学生は大変な状況でもばかをやるので、
基本的に不愉快でした。

飽きずには見られましたが、おもしろいところはなく
かといってつまらないほどでもなく。
全体としてはなんとも言えない映画でした。