1618
2015-06-30
マーキュリーライジング
MERCURY RISING
1998年 アメリカ
舞台は現代アメリカあたり。
主役はFBI所属の、潜入捜査官です。

ある日、主役は潜入捜査先で、犯人を救うために
犯行をやめるように説得していましたが、
待ちきれない上官によって突入され、
犯人たちを皆殺しにされました。
怒った主役は上官を殴り、職場替えを命令されます。

別の場所で、知的障害のある男の子が、
パズル雑誌に載っていた軍の暗号を解いて、
答えの番号に電話したことで、命を狙われます。
国の組織が開発した暗号で、解けないことを確かめるために
パズル雑誌に出していたのに解けてしまったので、
解放を知る人間を殺そうとしたのです。
この男の子が準主役です。

主役は殺人があった事件に呼び出され、
家族が殺されたものの一人隠れていた準主役を見つけます。

その後、病院に準主役を見に行ったら様子が変だと気づき、
国の殺し屋たちをやりこめて準主役を保護して逃げます。
主役は指名手配されます。

いろいろ逃げる最中、主役と準主役は準主役の家に戻ります。
そこで準主役がまたパズル雑誌の暗号を見て、
暗号の答えに電話します。
主役はその電話の相手と会話します。
電話の相手は主役とコンタクトを取ろうとします。

次の日、主役は電話の相手と会います。
話している最中に電話の相手は殺されます。
犯人の組織がわかってきます。

さらに後日、電話の相手の相棒も殺されますが、
電話の相手の相棒は、タイプライターで手紙を書いていました。
手紙本体は消されましたが、カーボン紙に内容が残っていて、
それを殺された男の恋人が、主役に持ってきます。

主役は殺人者と理由の証拠を得て、
力を貸してくれた同僚から上官に説明させますが、
国の組織が邪魔をします。

国の組織は、民間人に託して隠していた男の子を
うまくおびき出し、邪魔の入らないヘリコプターに乗せてから
殺そうとたくらみます。

主役と主役の属するFBIはヘリコプターに載せられる前に
駆けつけます。
主役と悪者の親玉が戦います。
主役が勝って殺します。

事件は終わりました。


……というようなお話です。

男の子の動作にたびたびいらっとさせられましたが、
全体的に緊迫した状況で、話もとどまらず進んでいくので
中だるみもせず、見ていられました。

途中、男の子を殺すのではなく、まず主役を殺してしまえば
男の子は簡単に片付けられるのになぜしないのかと思いましたが、
全体としては意外とおもしろく見られる映画でした。