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2015-10-10
思い出のマーニー
舞台は現代くらいの日本、北海道です。
主役は養子で引き取られたことによりひねくれた、
ぜんそくもちの女の子です。

主役は体の調子と心の調子が悪かったので、
休みの間、現在暮らしている場所を離れて、
ひなびた場所に送られます。

そこで古い建物を見て、夢の中で外人の女の子と過ごします。
この女の子が準主役です。
何回か会って、準主役と過ごしているうちに、
主役は心の安定を取り戻していきます。

準主役に引かれていく主役ですが、準主役はほかの男性と
親しくしはじめます。
主役はすこし嫉妬します。

主役の心が変わったので準主役が見えなくなったかと
思ったところで、主役は準主役が実在の人物だと知ります。
教えてくれた女の子と親しくなっていきます。
準主役を知っているおばあさんとも会い、話を聞きます。

準主役のトラウマ場面にでくわし、
乗り越えなければいけないと励ましたことで
自分も変わるきっかけを得ます。

最後、養子先の家の人が来て、写真をくれます。
それは、準主役の家の写真で、裏には準主役の
名前がありました。
準主役は主役の実の祖母でした。

主役は自分の根っこというものをすこし見つけました。


……というようなお話です。

準主役の女の子が出てくるまでは、主役がうっとうしくて
見ているのがすごくだるかったですが、
準主役が出ると動きがあって見られるようになってきました。

あらすじをもっとわかりやすくまとめるなら、
そんなに幸福でもなく暮らしていた準主役の女の子が
暮らしていた家が、改築されることになったので
魔法の力をふりしぼって、準主役の気がかりだった、
準主役の孫を助けるために引き寄せて思い出を見せた、
というほうがわかりやすいかもしれません。

二回目を見たくはなりませんが、
全体としてはおもしろく見られる感じの
映画だったように思います。