舞台は現代くらいの日本、北海道です。
主役は養子で引き取られたことによりひねくれた、
ぜんそくもちの女の子です。
主役は体の調子と心の調子が悪かったので、
休みの間、現在暮らしている場所を離れて、
ひなびた場所に送られます。
そこで古い建物を見て、夢の中で外人の女の子と過ごします。
この女の子が準主役です。
何回か会って、準主役と過ごしているうちに、
主役は心の安定を取り戻していきます。
準主役に引かれていく主役ですが、準主役はほかの男性と
親しくしはじめます。
主役はすこし嫉妬します。
主役の心が変わったので準主役が見えなくなったかと
思ったところで、主役は準主役が実在の人物だと知ります。
教えてくれた女の子と親しくなっていきます。
準主役を知っているおばあさんとも会い、話を聞きます。
準主役のトラウマ場面にでくわし、
乗り越えなければいけないと励ましたことで
自分も変わるきっかけを得ます。
最後、養子先の家の人が来て、写真をくれます。
それは、準主役の家の写真で、裏には準主役の
名前がありました。
準主役は主役の実の祖母でした。
主役は自分の根っこというものをすこし見つけました。
……というようなお話です。
準主役の女の子が出てくるまでは、主役がうっとうしくて
見ているのがすごくだるかったですが、
準主役が出ると動きがあって見られるようになってきました。
あらすじをもっとわかりやすくまとめるなら、
そんなに幸福でもなく暮らしていた準主役の女の子が
暮らしていた家が、改築されることになったので
魔法の力をふりしぼって、準主役の気がかりだった、
準主役の孫を助けるために引き寄せて思い出を見せた、
というほうがわかりやすいかもしれません。
二回目を見たくはなりませんが、
全体としてはおもしろく見られる感じの
映画だったように思います。