舞台は現代ヨーロッパあたり。
主役は海かなにかに詳しい男です。
ある日、軍が作っていた、サメとタコの合体生物が逃げ出します。
操作できるようにしておきましたができなくなりました。
逃げたサメタコは人を殺し始めます。
研究所の若い女研究員は、主役を雇って生け捕りに
しようとします。
生け捕りにするための道具はもっていましたが、
そんなものが通用するような感じではありませんでした。
捕まえられないうちにたくさん人が殺されています。
主役の仲間も殺されて、生け捕りはやめて殺すことにします。
研究所の若い女研究員の父は、殺そうとする主役を止めに来ます。
けれどサメタコに殺されます。
研究所の若い女研究員の父は、研究所の若い女研究員に
サメタコの起爆装置を与えます。
サメタコに装置を取り付けたらそれがつかえるようになるので
主役はがんばってつけます。
つけたので研究所の若い女研究員が爆破して殺します。
サメタコは死にました。
……というようなお話です。
話も映像も吹き替えもものすごく安っぽくて、
見ていて疲れました。
そもそも生け捕りにできるような相手ではないのに、
小さなボート一隻で捕まえようとするのもばかばかしいです。
全体的にご都合主義で動いていて、
見ていてまったく盛り上がりません。
それまでサメタコが人間を襲うときは丸かじりにしたり
足を心臓にさしたりと簡単に殺していたのに、
研究所の若い女研究員の父を殺すときだけ、
そっと首筋に足を刺して放置していくというのも
意味がわかりませんでした。
安くてご都合主義で何をやりたいのかわからない、
つまらない映画でした。