1647
2016-05-02
地球が静止する日
THE DAY THE EARTH STOOD STILL
2008年 アメリカ
舞台は現代アメリカあたり。
主役はなにかの学者です。

ある日、主役は政府に呼ばれます。
隕石が墜落するそうです。
隕石がきたと思ったら隕石ではなく、宇宙人の船でした。

地球人たちはそれを壊そうとしますが失敗します。
巨大人型兵器に無力化されて攻撃もできません。

宇宙船から出てきた宇宙人を、軍が攻撃します。
宇宙人の命は助かります。

政府は宇宙人をどうにかしようとしますが、
主役は宇宙人をこっそり助けます。
宇宙人は軍事施設から逃げ出します。

宇宙人のたくらみにより、主役と宇宙人は合流します。
主役は別の学者のところに連れて行きます。
宇宙人の知識を見て、学者は感じ入ります。

宇宙人は、地球のために地球人を滅ぼすと言います。
学者は宇宙人と話をし、宇宙人が変わったのは
宇宙人が種として危機に瀕した時だと知り、
今の地球人がその状況なので、変わるなら今だと言います。
地球人が変わるチャンスを奪わないでくれと説得をし、
宇宙人はだいぶ納得します。

その間にも政府の人間たちは、巨大人型兵器を
壊そうとします。
人型兵器から虫のようなメカが出てきて人々を襲い始めます。

主役は一度捕まりますが、止められるかもしれないと言ったので
自由行動を多少許されます。
宇宙人と合流して、宇宙船を目指します。

途中で死にそうになりますが、宇宙人が宇宙船に到達し、
とりあえず猶予は与えてもらえました。


……というようなお話です。

とにかく主役の義理のこどもがうっとうしくて
たまりませんでした。
余計なことを言って余計なことをやるので、
さっさとどうにかなって欲しいと思いながら見ていたのに、
いちいち助けられるのが本当にいらいらしました。

人類は絶滅の危機に瀕したら変わる、と
宇宙人は言っていましたが、
危機に瀕したと知っているのは主役周りの数人だけです。
何をどう変われば地球人は死なずにすむのか、
きちんと宇宙人がテレビなどで放送して欲しかったと思いました。

メインの話の流れはどこかで見たことがあるものだった上、
途中のこどもの動作や話はいらつき、終わり方も中途半端で、
全体としてはおもしろいともつまらないとも言い切れない、
なんとも言えない映画だったと思います。