舞台は現代アメリカあたり。
主役はなにかの学者です。
ある日、主役は政府に呼ばれます。
隕石が墜落するそうです。
隕石がきたと思ったら隕石ではなく、宇宙人の船でした。
地球人たちはそれを壊そうとしますが失敗します。
巨大人型兵器に無力化されて攻撃もできません。
宇宙船から出てきた宇宙人を、軍が攻撃します。
宇宙人の命は助かります。
政府は宇宙人をどうにかしようとしますが、
主役は宇宙人をこっそり助けます。
宇宙人は軍事施設から逃げ出します。
宇宙人のたくらみにより、主役と宇宙人は合流します。
主役は別の学者のところに連れて行きます。
宇宙人の知識を見て、学者は感じ入ります。
宇宙人は、地球のために地球人を滅ぼすと言います。
学者は宇宙人と話をし、宇宙人が変わったのは
宇宙人が種として危機に瀕した時だと知り、
今の地球人がその状況なので、変わるなら今だと言います。
地球人が変わるチャンスを奪わないでくれと説得をし、
宇宙人はだいぶ納得します。
その間にも政府の人間たちは、巨大人型兵器を
壊そうとします。
人型兵器から虫のようなメカが出てきて人々を襲い始めます。
主役は一度捕まりますが、止められるかもしれないと言ったので
自由行動を多少許されます。
宇宙人と合流して、宇宙船を目指します。
途中で死にそうになりますが、宇宙人が宇宙船に到達し、
とりあえず猶予は与えてもらえました。
……というようなお話です。
とにかく主役の義理のこどもがうっとうしくて
たまりませんでした。
余計なことを言って余計なことをやるので、
さっさとどうにかなって欲しいと思いながら見ていたのに、
いちいち助けられるのが本当にいらいらしました。
人類は絶滅の危機に瀕したら変わる、と
宇宙人は言っていましたが、
危機に瀕したと知っているのは主役周りの数人だけです。
何をどう変われば地球人は死なずにすむのか、
きちんと宇宙人がテレビなどで放送して欲しかったと思いました。
メインの話の流れはどこかで見たことがあるものだった上、
途中のこどもの動作や話はいらつき、終わり方も中途半端で、
全体としてはおもしろいともつまらないとも言い切れない、
なんとも言えない映画だったと思います。