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2017-10-21
サラマンダー
REIGN OF FIRE
2002年 アメリカ/イギリス
舞台は未来の荒廃したヨーロッパです。
主役は一部の生き残りを集めた砦のリーダーです。

世界は地底から復活した、サラマンダーという
ドラゴン的な生物によって滅ぼされ続けています。
その中で人々は細々と生きています。

でも、そのうち、食料などが尽きてきます。
どうしようかと思っていたところに、
外から戦車に乗った集団がやってきます。
略奪かと思ったら、サラマンダーを退治している集団で、
休ませて欲しいと言います。
主役は受け入れます。

そこにドラゴンが襲ってきたのでみんなで戦います。
サラマンダー倒しの集団の力もあり、倒します。
サラマンダーは倒せるようです。

サラマンダー倒し隊のリーダーは、今まで倒してきたのは
全部メスだと言います。
オスを倒せばこれ以上増えなくなるので砦から人を出して
倒しに行こうと言います。
主役は拒みますが、サラマンダー倒し隊のリーダーは
数人連れて行きます。
その後、サラマンダー倒し隊はリーダーを残しほぼ全滅します。

主役が合流します。
主役は倒しに行く気になりました。

オスの巣で、サラマンダー倒し隊のリーダーを失いながらも
サラマンダーのオスを倒します。

たぶん平和になりました。


……というようなお話です。

サラマンダーのメスは卵を生むのに、
サラマンダーのオスは現在一匹しかいないとする根拠が
よくわかりませんでした。

世界に一匹しかいないオスを倒すと、問題が全部解決する
というのがとてもご都合主義的だと思いました。

見流す分には見られましたが、
全体としては、おもしろいともおもしろくないとも言い切れない、
なんとも言えない映画でした。