舞台は現代アメリカあたり。
主役はFBIか何かの男性です。

ある日、船爆破テロが起きて、主役はその調査をはじめます。
そのうち、爆破テロの前に、爆破テロで死んだふうを装った
死体を見つけて、捜査が進展します。

その後、別の組織の調査に加わると、そこでは不思議な装置を
使っていました。
それは、過去を見ているのだとわかります。
しかもある程度現在から影響を与えることができるようです。

主役たちはメモを送って過去を変えようとしますが
うまくいきません。
そこで、主役が過去に戻ってテロを止めようとします。

失敗の危険もありましたが、主役は過去に戻ります。
過去には現在から来た主役と、過去のままの主役の二人がいます。

主役は殺されることになる女性を助け、家に戻します。
そこでひと悶着あったものの、未来から来たことを簡単に説明し、
二人でテロの起こる船に行きます。

暴れる犯人を殺し、自分たちは駆けつけてきた警官に
逮捕されそうになります。
でも爆弾がまだ残っているので捕まるわけにはいかないと、
爆弾の載った車で川に飛び込みます。
女性は逃げますが、主役は車と一緒に爆発します。

その後、過去の主役が女性の元にやってきました。


……というようなお話です。

船のテロの前に、テロで死ぬような死に方で殺されていた人が
見つかるというのは興味深かったですが、
その後、実は過去を見ているという話になったのは
がっかりでした。

さらに過去に主役が飛ぶとなると、過去の自分との整合性は
どうするのだろうと思っていたら、最後は爆散していなくなる
という安直な解決で残念でした。

そのままサスペンスとして普通に捜査が進展して
欲しかったですが、見ていて退屈はしませんでした。
不愉快なシーンもなく、最後まで見られました。

全体としては、おもしろく見られる感じ、でした。