0033
2001-10-??
沈黙の要塞
主演はスティーブン・セガールです。
主人公はフォレストと言い、
爆薬を使った、油田専門の消火屋さん。
今回も油田の爆発炎上をとめるようにと呼ばれますが、
じつはその爆発には裏があったのでした。

爆発の原因は、油をくみ上げる装置のバルブに
明らかな欠陥があったからでしたが、そうと知りながら
社長は無視。
というのも、その油田は地域の環境を汚しているため、
地域住民の反対にあっているのですが、
もし13日以内に石油プラントが建設されないと、
石油採掘権が住民に移ってしまうという事情があるからです。
なお、あたらしいバルブは13日どころか90日後にならないと
到着しません。
けれど、今回の爆発事故はバルブのことを知る現場監督に
責任を押し付けようとしたものでした。

この現場監督と主役とは知り合いで、
そのことを調べるように言われます。
パソコンで調べる主役。調べているのがばれて殺し屋が
派遣されてきます。
一方現場監督の方はデータをフロッピーに収めることに成功。
そのせいで殺し屋に殺されてしまいますが、
データは主役の隠し武器のバッグにいれておいたので
見つからずに済みました。
そのデータを見た主人公は爆破で殺されかけますが、
なんとか生き延びて現地人のエキスモーに助けられます。
現地人と交わって自然の大切さなどを知る主役。
そのうち元気になって旅立とうとします。

そのころ敵は主役を探していて、ヘリで主役が滞在した村まで
やってきます。そこで主役の服が見つかったいざこざで
殺されてしまう村の長老。
そんなこともあって、長老の娘と反撃に出ます。
これがヒロインになるようです。

実は主役は元軍隊の歴戦の勇士。
なんとか死んだ現場監督の家に行き、武器を手に入れると、
そこにはフロッピーが。
ちょうど乗り込んできた敵を返り討ちにします。

会社がわは傭兵を雇って反撃にそなえるのですが、
主役はひるみません。
石油プラントのボスを目指しながら
敵の傭兵を誘い出し、トラップで殺したり
ヘリごと爆破したりとその数を削っていきます。
追っ手をまくために馬でがけを飛ぶ活躍も。
ようやくプラントにたどり着いた主人公は
発電機に爆弾をしかけます。

爆破後、石油プラント自体も破壊しようと乗り込んでいきます。
そこにはFBIも来ていますが、役立たずでした。
主役は着実に心臓部へと近づいていきます。

そして環境への被害を最小限になるようにセットした爆弾を
3分後に爆発するようにして脱出に移ります。
もちろんここですんなに逃げられません。
邪魔する社長を殺し、小爆発に巻き込まれそうになり。
すったもんだがありますがなんとか脱出。
最後は自然破壊の重大さを訴えるのでした。

主役は基本的に強いので後のほうではお気楽に見られて
楽しめます。お約束もありますが、それもそれでした。