主演はクリントイーストウッドです。
夜の街。俯瞰から海岸へ。
カーセックスにいそしむ男と女。
終わると女、男の股間を撃ち抜きます。

法廷。もう時間なのにハリーが遅刻して、いらいら。
そして開廷。ハリーが来ると、ハリーが挙げた犯人が
強引な捜査のせいで無罪になって釈放されます。
チンピラたちは笑って出て行きます。
そいつらと帰りのエレベーターの中で一緒になると
そいつらは馬鹿にして、ハリーはつかみあげて、
犬の糞呼ばわりします。

場面変わり。ハリー、冒頭の事件の現場に来ます。
車の中ではモノと頭を撃ちぬかれた男。
現場の刑事が食べながらハリーに話し掛けます。
ハリーはいらいらしています。
どんな事件が起こっても気にしない、と皮肉を言います。
どんなにがんばっても堤防が崩れるのは防げない、と。

犯人の女。病院。
妹は体が健康だけど、心を閉ざしているようす。
その妹。ぼーっとしています。
先生があやしいのですが、事件とはまったく関係がないようす。
姉、妹に昨日の殺人のことを話します。
被害者の男を街で見かけて、つけたようです。
話し終わると、妹は泪を流していました。
……これ以降妹は出てきません。

ハリー。森っぽいところで、自分で射撃の的を立てます。
その後方に車が止まり、黒人男が出てきます。
大きなライフルをもっています。ハリーに後ろから近寄る
……と、実は知り合い。
ハリーがマグナムオートマティックを持ったのに驚きます。
なんかの事件で装甲車を打ち抜くのに買ったようす。
黒人も試し撃ちをします。

女。遊園地に行きます。
回想。夜の公園でレイプされる女とその妹。回想終わり。

ハリー。夜。
車を走らせてると、先のチンピラが襲ってきます。
走る車から窓を壊して、火炎瓶を投げ込むと
燃え上がるハリーの車。

埠頭へ。降りたハリーを轢き殺そうとするところへ、
ハリーは火炎瓶を取って投げつけます。車は海へ。

次の日、ハリーは文句言われます。
そして上司は、ハリーを追い払うためにむりやり休暇を
とらせようと、前の事件の調査に向かえといいます。
時間はいくらかけてもいいから、と。
「泣けるぜ」とハリー。決め台詞。

車で、死んだ男がむかし暮らしていた街へ向かうハリー。
と、警報が鳴っています。
銀行強盗。警察出てきたものの、撃たれます。
追うハリー。逃げる強盗。

強盗、バイク盗んで逃げます。
ハリー、老人ホーム専用のバスに乗り、追撃。
強盗、振り向いて撃ちます。
ハリー、自分は警察で、今強盗を追っていると言います。
はやす老人。
カーチェイス。バスを横に寄せて、犯人は花壇へ突っ込みます。
老人たちはよろこんでいました。
それを犯人の女は見ていました。

警察。所長に文句言われます。
ハリー、ホテルへ。何かに襲われる……と思ったら犬。
ブルドッグ？　あの黒人からのプレゼント。

次の日。ハリーは犬と走ります。
犬は犯人女の自転車に寄って、女は倒れます。
首にロープをつけろと怒る女。

ハリー。警察署。
案内した警察官は昨日強盗に撃たれた人。
お礼を言う警察官。

場面変わり。夜の酒場。ビール頼みます。
下品な女が賭けで騒いでいます。
ハリーに寄って来て下品なこと言います。
突き飛ばすハリー。
死んだ男のことを言うと、みんな笑い出します。
その中で出て行くハリー。

女。夜、ピストルにタマを込めます。

昼。女、海岸へ。つりをしている男がいます。
近寄る女。遊歩道の下でレイプされたと言います。
それからモノと頭を撃ち抜きます。

ハリー。ハリーの犬が隣の部屋の扉にくっついています。
おかしいと思うハリー。扉を開けて銃を取ります。
敵を襲う犬。ハリーは敵を撃ち殺します。
カリができたと言います。（伏線）

ハリー、警察署。
所長室で写真を見ると、味方の警察官入ってきます。
話をして、写真のことを訊くハリー。
所長の息子の友達グループだと言います。
その中にはあの下卑た女もいました。

ハリー、所長がいるという海岸へ。死体を見に行きます。
所長、ハリーを疫病神といいます。
一連の殺人だと言うと所長、ハリーにどなります。

下卑た女。犯人の一味の男のところに会いに行って話します。
電気店。最後に男のモノをつかんで、
銃を持ったほうがいいと言って出て行きます。

どこぞの男。女としけこんでいます。と、電話。
あの下卑た女からです。

ハリー。元の警察署に連絡を入れて、あの黒人に
弾道検査して書類をくれ、と言います。
そのあと、所長の写真の中に殺された男などが
いるのを知ります。
味方警察官に住所など調べるように言います。
殺された男の嫁に会いに行きます。

魚屋。話そうとしない魚屋とひと騒動して、
怒った嫁にライフルを構えられたので帰ります。

夜。レストランのあの女を見かけて話します。
ビールをおごればあいこにすると言うハリー。
いっしょに食事。
ハリーは、お偉いさんは自分の手を汚さずに結果ばかり
求めると言います。
女は、ハリーが今はない人間だと言います。
そして、法は助けてくれないから
自分で裁いちゃってもいいというのです。
女の職業は木馬館を修復すること。
ハリーが自分の職業を言うと、すこし驚きます。
ハリー、今度の事件のことを言います。復讐かも、と。

女。昼。ガレージにいる犯人の男を見ます。
ガレージで銃にタマを込めているときドアを閉めて乗り込み、
銃を置かせます。命乞いする男。でも撃ちます。

ハリー。弾道検査の結果出ます。所長室。
ハリーに電話。ハリーの上司から電話。怒られます。
所長室からあの写真がなくなっていました。

下品な女、男と話します。男は来るのを待つといいます。

ハリー。夜。
昼間、女が殺した男をガレージで発見します。

次の日。ハリーはこの事件に所長が乗り気でないといいます。
怒る所長。でもハリーは自分のやりかたで捜査すると言います。

夜、下卑た女の前。
回想。
一緒の職場で働いていました。下卑た女がパーティに誘います。
無理やり。妹も連れて来いと。
そしてその晩にレイプされることになったのでした。

下卑た女、弟によばいします。そこへハリー到着。
女の車を見ます。味方警官に車のナンバー照会をします。

ハリー家の中へ。よばいされた弟は怒っています。
ハリーが刑事だというと銃を取ろうとしたので
たこなぐりにして、止めようとした下卑た女も殴って、
弟を連れて行きます。それを女は見ていました。
そして下卑た女が一人になったところへ入っていき、
下卑た女はさらに侮辱してきたのでさっさと撃ち殺しました。
所長に男から電話がかかります。無視。
男は怒って電話を切ります。


ハリー。夜の海。あの女がいました。
もう帰るというハリーを女が部屋に誘います。

警察。弟が釈放されました。
ハリー。行為の後、起き出して着替えてガレージへ。
あの車を発見。

夜。相棒の黒人がハリーのホテルへ。
ハリーはいません。酒を持ってきたのです。
中は暗くて、気づくと野郎どもがいます。殺されそう。

ハリー、下卑た女のところへ。殺されています。
味方警察官に電話。弟が釈放されたことを聞きます。
それから魚屋にむかうと、シャッターを閉められます。
車に戻るところをそいつらになぐられました。
もみあいの戦闘に。かなりやられて海に捨てられます。

女。野郎の家に入ります。放心してる野郎。
銃で狙うと警察署長が出てきます。銃を捨てろ、と。
女、捨てます。野郎は所長の息子。
所長は犯罪をもみ消したのでした。
所長は女の罪は見逃すと言います。
最後の一人は留置所の中だからまかせろといいます。
……弟？　部屋に出てきます。
銃で脅されて所長は銃を捨てます。

ハリー。海から上がります。

女。部屋から連れ出されます。
所長、銃を拾おうとしたので殺されます。
殺したのは女の銃。

ハリー、家に帰りまます。死んでる黒人を発見。
あの犬は生きてたものの足をけがしています。
ハリー、あの銃を取り出します。

女。遊園地の近くに連れてこられます。
女は、野郎どもをののしります。
殺されそうになるところを反撃。逃げます。
メリーゴーランドの中に逃げます。動かします。
メリーゴーランドの馬には角があります。（伏線）

追いかけっこ。つかまります。
なぐられてると、ハリー登場。銃を構えるやろうども。
ハリーは歩いてきます。撃って三下を殺しまくります。
あとは女を人質にとった奴だけ。じりじりとあとずさる男。
走って階段を上っていきます。

追うハリー。男は上から馬鹿にします。
上がって来いと。
来る間に女は死ぬと言います。
そのとき女が暴れて逃げだします。
ハリーは野郎を撃ち殺し、落ちる野郎。
下のメリーゴーランドの馬のツノにささります。

事後。女と話すハリー。
逮捕すると言うハリーに、女は正義はだれが
護ってくれるのかと言います。
と、味方警官が、女の銃を見せ、
男が持っていたと言いました。
ハリーはそれが凶器だと言い、
犯人は男になりました。
終わり。