0174
2004-02-14
アライバル 侵略者
宇宙観測所で宇宙人を調べる科学者の主役。
なにかの音を見つけ、宇宙人の交信だと思います。
それをNASAのボスに言うと、
情報を握りつぶされた上首を切られてしまいます。
ついでに恋人にも振られます。
あきらめられずに、主役は自宅を観測所もどきにして
知り合った黒人少年を助手に観察を続けます。

一方地球学者のヒロイン。
今後10年で地球の温度は異常に上がり、
両極の氷を全部溶かしそうという温度変化を知ります。

主役。電波の発信元がメキシコとわかり、現地へ。
でもホテルにいる主役を殺そうとするものが。
なんとかかわして追いかけますが、
追い詰めたところで人間らしからぬ動きで
逃げられてしまいます。

でも主役はさらに調査し、巨大な工場を発見します。
そこで調査のために来ていたヒロインと
一緒につかまります。
ヒロインは異常気象のことを主役に話します。

主役は懲りずに工場に接近。潜入します。
なんとかもぐりこむと、地下には巨大な設備。
宇宙人たちもいます。
中にはNASAのボスと同じ顔のもいました。
夜の間にヒロインは殺され、
主役はその濡れ衣を着せられますが、脱出。
NASAのボスに会いに行きます。

秘密は知ってるとNASAのボスを脅し、
あの工場が実は地球の気候を宇宙人たちの都合に合うよう
変えるためのものだと聞き出します。
それをこっそり録画していました。

主役はそれを全世界に放送しようと観測所にいきます。
心配した恋人と、観測を手伝った黒人少年も一緒です。
……が。
放送できそうになったところで黒人少年の裏切り。
実は少年も宇宙人でした。
やってくる敵宇宙人たち。
奮戦していると、宇宙人の何でも吸い込むマシンが
動き出し、ピンチになります。

その間に液体窒素で敵を凍らせて殺したものの、
マシンは止まりません。
でもなんとか吸い込まれずに助かります。

地球人は攻められることを知ったので
もう黙ってやられることはない、というようなことを
少年に叫んで終わるのでした。


……という感じの映画です。

敵に追われながら謎を暴いていくタイプのお話です。
話をすこしずらせば、政府の陰謀を知った役人の一人が
真実を追い求め告発しようとすると、
政府がそれを阻止しようと妨害してくるというのと
基本線は一緒です。

お安い宇宙人映画ですが、
上司のあやしさや、作られるクローン、
主役がどうにかして反撃しようとしているさまは
意外と引き込まれました。

おもしろい感じの映画でした。