0190
2004-03-04
許されざる者
1992年 アメリカ
西部時代あたりの、アメリカのワイオミングという場所。
かつて強盗や殺人で有名だった主役は、
今は普通に農場をやっていましたが、経営立ち行かず。
奥さんも何年か前に死んでしまっていました。
そこへくるのが準主役。若いガンマンです。
準主役は主役と手を組んで、賞金首を狩って
お金をもらおうと考えていました。

お金に困っていたこともあり、また銃を手にします。
せっかくなので主役の昔の相棒も一緒に、
3人でことにあたることにします。

寄った町で悪い保安官にひどい目にあわされて
治療を余儀なくされる主役。
娼婦の人が手当てしてくれます。
治って先に出発していた準主役たちにおいつき、
賞金首の一人を殺します。
そこでかつての相棒は、もう人を殺せないと
パーティーを抜け、去っていきます。

なおも探す主役と準主役。
賞金首のもう一人を見つけ、準主役が撃ち殺します。
実ははじめて殺したそうです。

一方、去ったかつての相棒は、悪い保安官に拷問を受け、
殺されていました。
賞金を受け取るときにそれを聞き、
主役は自分の子ども2人と、かつての相棒の、妻と
準主役でお金をわけるように言い、復讐にでかけます。

酒場の前にかつての相棒の死体。
主役は酒場の主人を殺し、悪徳保安官を殺し、
そして家に帰るのでした。


……というお話。

銃モノにしてはめずらしく……というか。
出てくる味方が人を殺すのを嫌がるというのが
印象的な一本です。

まあ、それもわかるのですが、
殺さなくてはどうしようもない悪人がいるのも事実です。
個人的にはそういう悪者は悩まずにさっくりと
殺してほしいと思ってしまいました。

おもしろい方向ではあります。