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2004-04-17
ジュマンジ
盤の目に書かれたことが実際に起こる、
不思議なすごろくをプレイするお話です。

主役の少年はある日工事現場でジュマンジという
そのすごろくを掘り出します。
女友達とそれをやったところ、
途中で盤の中に飲み込まれてしまいました。

それから二十数年後、その家にやってきた姉妹が
またすごろくをやってしまったことにより、
主役の少年は中年となってあらわれます。

プレイした人間で最後までやらないと終わらないということで
かつて一緒にプレイした、元女の子を誘いに行きます。
もちろん嫌がりますが強引に説得してすごろく再開。

家が森になったり動物があふれ出たりと大変な事になりますが、
どうにかゴールまで行きます。
すると異変はおさまり、
過ぎた年月も無かったことになっていて、
主役はまた少年として人生をやり直すのでした。

そこから二十数年後、中年時代に一緒にすごろくをした
こどもたちとも再会します。
一方、すてたすごろくは別の国に流れ着いていました。


……というお話です。

見終わって思ったのは、だからなんなの? でした。
普通は、大きな苦難があるものは、
その果てに大きな報酬があります。
悪魔と取引するのも、大きな代償の代わりに
大きな報酬を得たいからです。

でも、このすごろくには、ゴールしても何の報酬もありません。
ただ悪い事しか起こらないとはじめからわかっています。
なのになぜ、みんなこんなゲームをやろうとするのかが
まず理解できませんでした。
さらには映画自体にたいした筋もありませんし……。

ただ動物などの特殊映像を見せたかっただけの映画
というような気がします。

たいしたことありませんでした。