猿ばかりの星は、もともとは地球でした。
宇宙飛行士たちが宇宙に行っている間に、
地球は核戦争で滅び、猿人間が支配者になっていたのでした。
そんな星に戻ってきた宇宙飛行士の男性が主役です。
主役はこの星で、人間の女性を見つけました。
それが準主役です。
二人は入ってはいけないと言われている場所に入り、
自由の女神像を発見し、今の地球になったわけを知ります。
そのうち主役がいなくなります。
準主役は自分と敵対しない猿人間の所に行こうとします。
途中で主役の仲間に会います。
主役の仲間に星をすこし案内します。
主役の仲間と準主役は、敵対しない猿人間のところに行きますが、
出てきたところをつかまります。
けれど、敵対しない猿人間が助けてくれます。
逃げ出した二人は、そこがニューヨークの街であった痕跡を
発見します。
さらに進むと、地下には超能力を使える人間がいました。
超能力人間は、相手の精神をのっとり自由に操る力を
持っていました。
それらが神として祭るのは、核爆弾でした。
主役の仲間と準主役は精神を乗っ取られ、操られます。
地下牢で主役と合流します。
猿人間たちが超能力人間を襲ってきます。
超能力人間たちは反撃しますがやられます。
準主役も殺されます。
主役と主役の仲間は、核爆弾を爆発させ、
星ごといろいろなものにとどめを刺すのでした。
……というようなお話です。
前作の完全な続きでしたが、恥ずかしい服やテレパシーなど、
お安い要素を詰め込みすぎたために、
微妙なSF映画になっていました。
前作は、異様な星が実は地球だった、というオチがあったので
そこに至るまでの過程がお話になりましたが、
今回はそのオチから先のことなので、何の意外性もオチも
ありませんでした。
最後はみんな消滅させるというのもなんだか安直です。
微妙でした。