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2004-05-26
危険な遊び
主役は12歳の少年です。

主役は母親が亡くなったので、親戚夫婦の家に預けられます。
その親戚夫婦の息子が、主役と同い年の準主役です。

準主役は主役を従えて、犬を殺します。
準主役は主役に命じて、マネキンのようなものを
道路に投げ入れさせます。大事故になります。
準主役は自分の妹が死ぬように導きますが、失敗します。

主役は親戚夫婦の女性の方に、準主役の故意を言いますが
相手にされません。
親戚夫婦の男性のほうに軟禁されます。

その後、親戚の女性のほうは準主役のことも疑うようになり、
海辺の崖で話をしようとします。

主役は軟禁状態から脱出し、親戚の女性を追います。
準主役が殺そうとしていたので争いになります。
二人で崖から落ちるところを親戚の女性が助けようとしますが、
主役だけ助かって準主役は死にました。


……というようなお話です。

なにがやりたいのかよくわからない映画でした。

悪魔につかれたような残虐さを持った少年が、
犬を殺したり人を殺そうとしたりするだけのものです。

準主役が用意した、事故を起こさせるための人形は、
その付近の人間が用意したとわかりそうなものですが、
警察がやってくることはありませんし、
あれだけの大事故を起こし、ほかの殺意も見て
怖くなった主役が警察に言うこともありません。
主役の行動も何がやりたいのかよくわかりません。
とにかくいらいらさせられる映画でした。

不愉快で微妙な映画でした。