0284
2004-06-07
セイント
主役は手先が器用な男です。

主役は孤児院で育ち、大人になると名前を変えて、
世界的な泥棒になりました。

ある日主役は世界支配を企む悪い石油王から盗みを働きます。
悪い石油王の息子と戦いになりますが、逃げます。
その後変装して盗んだものを売りつけると、
悪い石油王から盗みの依頼を持ちかけられます。
盗むものは新エネルギーの鍵となるようなものです。

主役はそれをもっている女性科学者に接触します。
その女性化学者がヒロインです。
主役はヒロインに惹かれます。
主役は盗むのをいやがります。
悪い石油王は、盗まないならヒロインを殺すと脅し、
主役は盗んで渡します。

ヒロインは警察から主役の正体を聞き、
それでも追っていきます。

主役とヒロインは会いますが、悪い石油王の手先に捕まります。
二人は脱出します。

悪い石油王の企みで、街は緊迫した雰囲気です。
ヒロインは自国の大使館に逃げ込みます。
主役は一人で逃げます。

主役が盗んだものはまだ未完成で、
新エネルギーの独占はできませんでしたが、
悪い石油王は完成しているようにだまして
大金をせしめます。

主役はそのことを大統領に告げますが、つかまります。
ヒロインは新エネルギーの元を完成させて、
科学者に渡します。

悪い石油王は不完全な装置に大金をつぎ込んだ大統領を、
そしらぬふりで民衆と共に責め立てます。
民衆は大統領と主役に怒りを向けます。

けれど、新エネルギーの装置が完成して怒りが収まり、
悪い石油王は捕まります。

ヒロインは講演会を開き、主役も見に行きます。
警察はいましたが、捕まらずに逃げます。


……というようなお話です。

出会いとその後の恋愛沙汰になるお約束展開に
見ていてうんざりしました。

話も、悪者が手練手管で主役や大統領、民衆をだまします。
最後は一応捕まるとは言え、悪者の悪い活躍が
表に出すぎていて、見ていて気分はよくありませんでした。

全体としてたいしたことのない映画でした。