主役は手先が器用な男です。
主役は孤児院で育ち、大人になると名前を変えて、
世界的な泥棒になりました。
ある日主役は世界支配を企む悪い石油王から盗みを働きます。
悪い石油王の息子と戦いになりますが、逃げます。
その後変装して盗んだものを売りつけると、
悪い石油王から盗みの依頼を持ちかけられます。
盗むものは新エネルギーの鍵となるようなものです。
主役はそれをもっている女性科学者に接触します。
その女性化学者がヒロインです。
主役はヒロインに惹かれます。
主役は盗むのをいやがります。
悪い石油王は、盗まないならヒロインを殺すと脅し、
主役は盗んで渡します。
ヒロインは警察から主役の正体を聞き、
それでも追っていきます。
主役とヒロインは会いますが、悪い石油王の手先に捕まります。
二人は脱出します。
悪い石油王の企みで、街は緊迫した雰囲気です。
ヒロインは自国の大使館に逃げ込みます。
主役は一人で逃げます。
主役が盗んだものはまだ未完成で、
新エネルギーの独占はできませんでしたが、
悪い石油王は完成しているようにだまして
大金をせしめます。
主役はそのことを大統領に告げますが、つかまります。
ヒロインは新エネルギーの元を完成させて、
科学者に渡します。
悪い石油王は不完全な装置に大金をつぎ込んだ大統領を、
そしらぬふりで民衆と共に責め立てます。
民衆は大統領と主役に怒りを向けます。
けれど、新エネルギーの装置が完成して怒りが収まり、
悪い石油王は捕まります。
ヒロインは講演会を開き、主役も見に行きます。
警察はいましたが、捕まらずに逃げます。
……というようなお話です。
出会いとその後の恋愛沙汰になるお約束展開に
見ていてうんざりしました。
話も、悪者が手練手管で主役や大統領、民衆をだまします。
最後は一応捕まるとは言え、悪者の悪い活躍が
表に出すぎていて、見ていて気分はよくありませんでした。
全体としてたいしたことのない映画でした。