0329
2004-07-09
ジキル博士はミス・ハイド
Dr. Jekyll and Ms.Hyde
1995年
主役は香水の研究家です。

主役は金持ちの親戚から、先祖が残した研究メモをもらいます。
先祖は『ジキル博士とハイド氏』のジキル博士だとわかります。

主役は研究メモを元に薬を作り、自分で飲みます。
その後、仕事の面接に行くと、面接中に主役は女性になります。
逃げ出して研究室に戻ると同僚とあったので、
偽名でごまかします。

女性化した主役は、周りをうまく操り、
主役の上司になります。
女性化しているときの記憶は主役にはありません。

女性化した主役は、主役をのっとろうとします。
主役は恋人に事情を話し、女性化を止めようとします。

すったものんだのすえ、主役は女性化を防ぐことができました。


……というようなお話です。

見ていたら、映画『ナッティ・プロフェッサー』に
かなり似ていると思いました。
調べたところ、向こうは1996年制作なので
こちらの方が先に作られているようです。
なにかブームがあったのでしょうか。

この話でまずだめだったのは、はじめに彼女の前で
変身をする機会があったときに隠してしまったところです。
そのせいで変な方向に話が流れました。

ヒロインがヒステリックにわめきちらすだけのくだらない女で、
主役はそれにむりやり話をきかせることも、
留守電に話を入れてきかせることもできたのに
なにもしないのもわけがわかりません。

お気楽映画とも言えない、不愉快な部分が多々ある
微妙な映画でした。