主役は香水の研究家です。
主役は金持ちの親戚から、先祖が残した研究メモをもらいます。
先祖は『ジキル博士とハイド氏』のジキル博士だとわかります。
主役は研究メモを元に薬を作り、自分で飲みます。
その後、仕事の面接に行くと、面接中に主役は女性になります。
逃げ出して研究室に戻ると同僚とあったので、
偽名でごまかします。
女性化した主役は、周りをうまく操り、
主役の上司になります。
女性化しているときの記憶は主役にはありません。
女性化した主役は、主役をのっとろうとします。
主役は恋人に事情を話し、女性化を止めようとします。
すったものんだのすえ、主役は女性化を防ぐことができました。
……というようなお話です。
見ていたら、映画『ナッティ・プロフェッサー』に
かなり似ていると思いました。
調べたところ、向こうは1996年制作なので
こちらの方が先に作られているようです。
なにかブームがあったのでしょうか。
この話でまずだめだったのは、はじめに彼女の前で
変身をする機会があったときに隠してしまったところです。
そのせいで変な方向に話が流れました。
ヒロインがヒステリックにわめきちらすだけのくだらない女で、
主役はそれにむりやり話をきかせることも、
留守電に話を入れてきかせることもできたのに
なにもしないのもわけがわかりません。
お気楽映画とも言えない、不愉快な部分が多々ある
微妙な映画でした。