仕事ひとすじで家庭を顧みない、
精神科医で有名なラジオのパーソナリティでもある父親が、
娘と息子をキャンプに連れて行くところから話がはじまります。
キャンプ場に来ても父親は携帯電話で仕事の話。
でもふと転ぶなり何なりしたあと、急に態度が変わります。
いままで湖の周りにいた人たちと同じ症状で、
幻覚や幻聴がではじめるのですが、
どうやらそれは集団ヒステリーなんかではないようです。
こどもたちが調べた結果、
それは湖の主の恐竜が苦しんでいるのを
伝えようとしているせいだとか。
そんなこんなで、実は湖に産業廃棄物を捨てている
人間の問題が出てきます。
こどもたちは妨害しようと敵の潜水艦にのったものの、
沈没して閉じ込められて。でも父親に助けられました。
結局は恐竜にも会うのですが、
みんなに内緒にしてすべてが終わるのでした。
……というようなお話です。
邦訳のタイトルは微妙でした。
むしろそのまま訳して、『水の中の不思議』とでも
したほうがよかった気がします。
話はとてもお安く、映像も盛り上がりませんでした。
どちらかといえばつまらない方向の映画でした。