主役は売れない作家の男です。
ある日、主役は男たちに拉致され、銀行強盗の共犯にされます。
その事件の写真を見て、準主役の地方検事は、
主役の姿に驚きます。
準主役の今の妻が、主役の元妻だったからです。
主役の元妻は弁護士です。
準主役は地方判事より偉い者になるために
立候補しようとしていて、主役が罪を犯すと
悪い影響が波及します。
それを狙った陰謀に、主役は巻き込まれたようです。
悪者から解放された主役は一軒の家を訪ねます。
それは主役の元妻の家でした。
家では、準主役の立候補パーティーをやっていました。
主役の元妻は主役の無実を信じているので家にかくまいます。
主役は真犯人を探しに行きます。
その後、準主役と主役と主役の元妻がそろう公判中、
主役の元妻の家の人間が、真犯人を連れてきます。
事件は解決します。
そののち、準主役と主役の元妻はドライブに出て
事故を起こします。
主役の元妻が助けを求めて一軒の家を訪ねます。
出てきたのは主役でした。
……というお話です。
主役が妻の家に行ったのはわざとだと思っていたのですが、
偶然だったようです。
その後のラストでは妻が偶然に主役の家に行くことで
対比をしているのだと思いますが、
その偶然のわけがわかりません。
基本的にはお安くてわけがわかりません。
家の雑用係の男のいいかげんさも
いやでいやでたまらなかったのですが、主役とからむと
なんだか笑えるようになって、自分に笑いました。
全体としてはつまらない感じの映画でした。