0367
2004-08-24
マイティ・ジョー
主役の少女はかつて、母親をゴリラの密猟者に殺されました。
その後、主役は母親が守ったゴリラのジョーと仲良く育ちました。
女性は美しく成長し、ゴリラは大変おおきくなりました。

そのうち、密猟者がそのゴリラを狙いにやってきます。
主役は村にやってきた動物学者の男に言われ、
ゴリラを野生動物保護センターに移送することに同意します。

それを知った、かつて主役の母を殺した密猟者は、
そのとき受けた反撃の傷を逆恨みし、主役に近づきます。
密猟者はゴリラをさらいますが、
ゴリラは主役がいないので逃げ出します。

街はゴリラ出現で大騒ぎになります。
けれど主役はどうにかゴリラと会います。

主役はゴリラのやさしさを伝えようとします。


……というようなお話です。

最後に募金で自分の動物保護区を持ててめでたしめでたし
という感じですが、主題は呆けていた気がします。

だめな人間が多く登場し、ゴリラがむしろ人間らしかったのは、
人間より自然に暮らしていたゴリラの方が人間らしい
という感じの皮肉だったのでしょうか。

取り立てておもしろいところはありませんでしたが、
別段つまらないという感じでもありませんでした。

どちらかと言えばおもしろく見られる方向の映画でした。