0384
2004-09-03
テレフォン
TELEFON
舞台はすこし前のロシアで、
主役は政府の秘密工作組織あたりに所属する男です。

ある日秘密工作組織が悪者を逮捕しに行きますが
悪者はいませんでした。
その後、悪者は市民に電話をかけ、市民は自爆テロを起こします。

昔、冷戦時代のころ、ロシアの秘密工作組織が
あるキーワードを受けるとなんでも命令を聞き、
大体自爆テロをするように洗脳した人間を作っていたのでした。
命令は電話(テレフォン)一本でできるので
テレフォン作戦呼ばれていました。

悪者は、冷戦が終わって必要なくなったものの、
まだ洗脳がかかったままの人間を利用して、
事件を起こそうとしていました。
それをとめるために、主役が呼ばれます。
主役の任務は悪者を殺すことです。

主役は現地で相棒となる女と落ち合い、行動に移ります。
自爆行動をとった人間を殺します。

相棒の女は、秘密工作組織のお偉いから、
任務が終わったら主役を殺すように言います。
けれど相棒の女は主役に好意をもちはじめていました。
さらに相棒の女は、アメリカ側のスパイでもありました。

そのうち主役たちは、悪者が自爆テロを起こさせる相手に
一定の法則があることを見つけました。
先回りして悪者を見つけようとします。

一度は逃げられますが、さらに先回りをして
電話をかけようとしていた悪者を見つけ、殺します。
任務は完了しましたが、相棒の女は主役を殺しません。

相棒の女はアメリカ側に電話をして、任務が終わったこと、
主役と姿を消すことを告げます。
探ろうとしたら今度は自分たちが自爆テロを起こさせるので
追わないようにと言いました。


……というようなお話です。

実際、ソ連ならあってもおかしくないと思わせるネタで、
ネタとしては意外と面白かったです。

でも話が進むにつれ、女性がばかなことばかりしだすので
おもしろさよりもいらだちとうんざりが強まります。

全体としては、おもしろく見られる感じの映画どまりでした。