0385
2004-09-03
シックスセンス
舞台は現代アメリカあたり。
主役は精神科医の男性で、準主役は幽霊が見える少年です。

主役はある日元患者に撃たれます。
元患者はその後自殺します。
主役は死にますが霊としてさまよいます。
そのうち、準主役を見つけて観察をはじめます。

準主役は幽霊が見えて話もできますが、ほかの人には言えません。
幽霊は準主役の周りでは活発に動いて物などを動かすので、
周りの人からは準主役が問題行動を起こしているように
捕らえられていました。

主役は準主役に近づき、そのうち普通に話すように
なっていきます。
主役は、幽霊が準主役に見え、準主役の所に来るのには
理由があるといいます。
準主役はそれを探ろうとしてみます。

ある日、準主役のところに女の子の霊がきます。
導かれて女の子の家に行くと箱をわたされます。
中にあったビデオテープには、女の子が母親に
毒殺されるシーンが映っていました。
準主役はテープを女の子の父親に渡します。
父親はビデオを再生し、母親の所業を知ります。

女の子はこれで母親に妹が殺されなくて済むと安心し、
成仏します。
準主役は、幽霊たちは自分にやってきて、
心残りを解消して救われたがっていると知ります。

主役は母親に、自分が霊が見られることを告げます。
疑いますが、証拠を示します。
母親はようやく息子を理解でき、
準主役はようやく秘密を持ち続けなくてよくなります。

準主役は主役にアドバイスします。
主役は妻が変わってしまったことに悩んでいましたが、
アドバイスどおりに寝ている妻に話しかけてみたところ、
自分がすでに死んでいたことを自覚します。
主役は成仏します。

準主役は、霊が見える能力と折り合いをつけながら
暮らすようになりました。


……というようなお話です。

見たのは二度目で、いろいろ見方が変わったようです。
前は怖い怖いと思っていたのですが、
今回は怖いよりもなんだか悲しい気分が主でした。

幽霊話で怖さを出しつつも、自分と相手との理解といった
大事なものをしみじみと描いていたのがよかったです。

なかなかいい映画でした。