0388
2004-09-05
F/X 引き裂かれたトリック
舞台は現代のアメリカあたり。
主役は映画の特殊メイクなどのプロです。

ある日、主役は、司法省の悪者から、仕事の依頼を受けます。
大物マフィアの悪者を、特殊効果を使って
死んだように見せかけるというものです。
死んだことにしたら、移送途中で襲われずに済むなど
いろいろ利点があるからだそうです。

主役は引き受け、やり遂げます。

終わったので司法省の悪者と落ち合うと、
殺されそうになります。
主役は逃げます。

司法省の悪者の上司に電話すると、狙撃されます。
偶然で別人が殺されました。
司法省の悪者の上司も悪者でした。

主役は恋人の元に逃げますが、恋人が狙撃されて殺されます。

一方、事件をまともな刑事が調べ始めます。

主役は助手と合流し、二人で変装します。
司法省の悪者を捕まえて、司法省の悪者の上司の居場所を
聞き出します。

まともな刑事も司法省の悪者の上司に目星をつけますが、
自分の上司から捜査手法を咎められて仕事からはずされます。

司法省の悪者の上司は自分の家にいました。
大物マフィアの悪者と一緒にヘリコプターで逃げるつもりでした。
逃げて、大物マフィアの悪者が隠した金を
山分けにするつもりです。

主役は大物マフィアの悪者を殺します。
まともな刑事は警察を連れてやってきて、
司法省の悪者の上司を殺します。

その後、主役とまともな刑事は手を組みました。
主役は大物マフィアの悪者に変装し、
銀行からお金を引き出しました。
警察をやめた、まともな刑事と山分けします。


……というようなお話です。

いろいろなことを、特殊効果の技術でごまかして
乗り切るというお気楽な映画でしたが、
この映画もお約束のばか女が出てくるのが嫌でした。
途中で車を降ろされた女性が主役に向かって
「死んじまえ〜!」だの嫌な言葉を吐くシーンも
嫌な感じでした。

全体としては、どちらかと言えば
おもしろく見られる方向の映画だったと思います。