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2011-12-15
沈黙の陰謀
THE PATRIOT
1998年 アメリカ
主役は免疫学者です。

かつてすごいウィルスを間違って作り出してしまったので
廃棄するように言ったものの、政府は保持し続けたために
反発して組織を抜け、田舎町で医者をやっています。

その町で、悪者がそのウィルスを使ったテロを起こしました。
自分たちにウィルスを感染させたのち、
わざとつかまってまきちらしたのです。

テロ組織の人間たちは自分たちに治療薬を打っていたので
感染しないとたかをくくっていましたが、
ウィルスは変性して対処法のないものになりました。
テロ組織の人間はあわてます。

主役の町ではそのウィルスが大流行。
死者も出始めますがどうにもなりません。
ただひとり、主役の娘だけは病気になりません。
テロリストたちは主役の娘を
手に入れようとしますが主役たちは逃げます。

そして主役は、知り合いの女性と一緒に
政府の秘密施設に行き、病気を治す研究をはじめます。

そのうち、原住民に伝わる花のお茶が特効薬になるとわかり、
町へ行こうとしますがテロリストにつかまります。
そこでテロリストの親玉を殺して、町へ行きます。

政府の人間に花のお茶のことを話し、
政府が動き出し、町は救われたのでした。


……というお話です。

何回か見た映画です。
病原菌を倒す薬を見つける医者の話、
というほど医者の話ではありません。
研究はしますが、完全な特効薬の花を見つけるだけで終わります。

アクションも途中多少入りますが、
アクションメインではありません。

テロリストの行動など、見ていてすごく不愉快でしたが、
現代ではそういう危険もあるのだという警鐘を
娯楽映画仕立てにしたと考えるとわかりやすいでしょうか。

切迫した感じは出ていましたし、
気がそれることもなく最後まで見ることができました。

意外とおもしろく見られる映画でした。