主役はどじなスパイの青年です。

すごいステルス軍用機が盗まれ、
海外に売られそうになっているので
その飛行機を取り戻すように言われます。
ほかのメンバーは顔がわれているので主役に役目が来ました。

主役一人では、軍用機の売り相手を募集する、
悪者のパーティーにもぐりこめないので
有名なプロボクサーを相棒にして潜入することになります。
このボクサーがお調子者だけれどボクシングの強い、準主役です。

主役は準主役に振り回されながらも、会場のある街に着きます。
街では準主役が女性に声をかけ、ついていって監禁されます。
でもそれは、主役たちが準主役を試すためのものでした。

合格して二人は会場に向かいます。
準主役に注目させ、主役は調査を開始します。
そのうち準主役が来たために敵にばれたので脱出します。

ひたすら逃げるうちに下水管の中へ。
ふたりはいろいろ話します。

アジトに戻ると荒らされています。
本拠地に戻ると、準主役が、主役が思いを寄せる女性を
口説くようにしむけます。
どたばたと くどく間に敵に動きがあったので向かいます。

敵の飛行機を見つけ、敵を制圧したと思うと、
主役の仲間の女性が来て主役を捕らえます。
そのうちに主役の持っている機械が動いて、
準主役は主役の状況を知ります。

準主役はボクシングの試合をさっさと終わらせて
主役を助けに向かいます。

飛行機の爆破スイッチを解除しようとする主役。
そこへスパイ組織の男が空からやってきます。
だれが裏切り者かわからないのでとりあえずやっつけます。
組織の男は味方で、裏切り者は女性のほうでした。

女性は悪者の、お金をやりとりできるパソコンを盗んで逃げます。
主役たちは飛行機を取り戻しました。

手柄は組織の男に持っていかれましたが、
二人は任務を果たし、それなりに仲良くなりました。


……というようなお話です。

お間抜けコンビが反目しつつ、どじを踏みつつ、
ことを成し遂げようとするスパイものです。

話は飛行機の場所を探し、敵に追われ、
飛行機を発見して取り戻すというくらいの簡単なものなので
特に何も考えることなく見られます。

途中気恥ずかしくて直視できないところもありましたが、
全編気楽で、退屈することもなく見られました。

おもしろく見られる感じの映画でした。