主役はFBIを首になった上指名手配されているらしい男性で、
準主役はかつて主役のパートナーだったものの、
いまはただの医者になっている女性です。
準主役は、FBIから主役に連絡を取るように言われます。
FBIの女性がさらわれたそうです。
FBIは神の啓示を受けたと言う男性の導きにより
手がかりを発見したので、超常現象を調べていた主役の力を
借りようとしたようです。
調べていくと、特殊な血液型の人間が何人も
さらわれていたことがわかります。
さらっていたのは臓器売買の男たちのようです。
その男の一人は、神の啓示を受けたと言う男性が
かつて強姦した男でした。
さらに、その男たちが人体実験をして
だれか難病の人間を救おうとしていると準主役が気づきます。
準主役の受け持ちの患者が同じ病気だったことからです。
主役は襲われますがどうにか脱出し、
さらに悪者のアジトに乗り込みますが返り討ち。
殺されかけたところに準主役たちが来て助かり、
事件は終わりを見るのでした。
……というようなお話です。
天からの啓示は本当に啓示だったのか、という
超常現象をからめつつ、誘拐事件を追っていくと
準主役が悩む患者の病気や、天啓を受けたと言う男性の罪などが
妙にしっかりと結びつきます。
そんな偶然物語のわりには、天啓を無駄に疑って
不愉快なやりとりをくりかえし、
手術や残虐シーンをくりかえしするので
見ていてつらくてうんざりしました。
たいしたことのない映画でした。