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2012-02-09
めぐり逢えたら
SLEEPLESS IN SEATTLE
1993年 アメリカ
妻を亡くした男性が主役です。

主役の息子は主役を心配して、
ラジオ番組に父親のことを相談します。
それを聞いていた一人がヒロインです。

ヒロインは新聞記者で婚約者もいますが、
ラジオを聴いて主役が気になりだします。
主役はそのうち一人の女性と付き合いだし、
主役の息子はまた電話をします。

ヒロインは主役に手紙を書き、その手紙が友達に出され、
主役の元に届きます。
ヒロインはなんとなく主役に会いに行き、
対面して一言だけ言葉を交わします。

主役の息子はヒロインの書いた手紙でヒロインが気に入ります。
ヒロインは映画にならって、
とあるビルの屋上で待ち合わせをと書いていたので、
そこに主役を行かせようとします。
けれど主役が行こうとしないので、自分が行きます。
主役は気づいて、追っていきます。

ヒロインは自分の婚約者に婚約の破棄を申し出ます。
そして待ち合わせのビルに行きます。
二人は入れ違いで出会えませんが、
こどもが忘れたかばんを取りに戻ってきて、そこで出会います。

主役とヒロインはいい感じになるのでした。


……というようなお話です。

主役の奥さんがなくなってそう経たないうちから、
次の人を見つけさせようとするのが気に障ります。

話は、なんだかよくわからない運命に導かれるふたりが、
途中でなかなか近づけずにいたものの、
最後に出会って運命を感じて意気投合、というだけのものです。

少女漫画的というかなんというか、
すべて『運命』で導かれているなら、
途中の気持ちの動きも、主役たちの行動も、
全部運命だからしかたないと、
どこか遠くから眺めるだけになってしまいました。

最後までは見られましたが、内容はほとんどありません。

どちらかといえば面白い方向、くらいの映画でした。