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2012-02-24
コン・エアー
主役は元軍人で、妻に絡む男と戦ったら殺してしまったので
刑務所に入れられました。

8年ぐらいののち、刑務所に入ってから生まれた
自分の娘の誕生日に仮出所できることになり、
囚人専用機で移動することになりました。

その専用機には極悪犯が大勢いて、
出発後に空の上でハイジャックをします。
そのときに、病気で注射を打たないと二時間後に死亡する男の
タイムリミットが発動します。
主役は、いったん降りるチャンスがあったものの
この男と、人質にとられている女性刑務官を守るために
飛行機に残りました。

途中、死んだ囚人を捨てることになり、主役はその囚人の服に
警察宛のメッセージを書いて空から落としました。
メッセージはうまく目標の警官に届きます。

警官は着陸地点に急ぎます。
主役たちの飛行機がそこに到着します。
飛行機に乗っていたマフィアの親玉の息子は
一人別の飛行機で逃げるつもりでしたが、
主役や警官の妨害にあって失敗しました。

警官が呼んだ応援が来て打ち合いになりますが、
悪者たちはまた飛行機を飛ばして逃げます。

主役は注射器を手に入れ、死にそうになっていた男を助けます。

警官の頭の悪いほうは、飛行機を撃墜しようとします。
主役は飛行機をのっとりかえし、着陸させようとします。
大都市の道路に飛行機が着陸します。

その騒ぎの中で囚人の特に悪い者が脱走。
主役と警官は追っていきます。
殺したり捕まえたりして騒動は終わりました。

主役は妻と娘に会いました。


……というようなお話です。

運の悪い元軍人が、
運悪くからんできた相手を
運悪く殺してしまい、
運悪く出所するために乗った飛行機でハイジャックが起こり、
運悪く友人の注射器が壊れて命の危機に陥ったため、
状況を打開しようと奮闘する話です。

主役には次々と悪い状況がくるので、
それをどう切り抜けるのかというところで
ひやひやさせたいような映画に思えました。

中盤すぎまではその状態が続きますが、
終盤にさしかかると、ただどんぱちやって
爆発が起こるようなものに変わっていきます。

退屈はせずに見られますが、囚人や頭の悪い警官の行動や
せりふにうんざりして、あまり楽しめませんでした。

全体としては、楽しんで見られる方向の映画だと思います。