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2012-03-07
沈黙の激突
ATTACK FORCE
2006年 イギリス・アメリカ・ルーマニア
主役は軍の教官のような男性です。

主役のチームに補充要員が送られてきましたが、
訓練前日に遊び歩いていたところを殺されます。
主役と相棒はその事件を捜査します。

死んだ補充要員たちは、薬物に犯されていたので調べると、
軍の上層部が調査を邪魔してきます。
なんでもその薬物は、人の中身を作り変え、
戦うけだものにしてしまうもので、
もともとは軍の主導で開発していたもののようです。
けれど開発者は逃げ、軍は薬にかかわったことを
封じておきたかったのでした。

下手に動くと軍が主役たちを殺しに来るため上手に動き、
薬の開発者を抱えて込んでいる敵が、
街の水道に薬物を入れようとしているのをつきとめて
軍と一緒に退治しに行くことにします。

アジトでは肉弾戦になり、主役の仲間も多数死にます。
相棒も殺されます。主役は生き残り、敵は全滅させました。


……というようなお話です。

薬におかされると外見だけ人間で中身は化け物になるというのは
ばらまかれた菌に感染すると人間がゾンビになるという、
映画に出てくるゾンビのようで、どこかトンデモな感じでした。
また、戦闘は敵がナイフで首などを切って殺すばかりで、
残虐さが目に余りました。

単純に肉体で戦ってすかっとするほうが個人的には好みです。
切り殺すシーンは止め画になり、
次の瞬間に倒れていて血も出ないのも微妙でした。
話も映像も、変に凝ろうとして失敗した感じがあります。

なんとも言いようのない映画でした。