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2012-03-08
沈黙の要塞
ON DEADLY GROUND
1994年 アメリカ
主役は元軍人かなにかで、爆薬の扱いに長けている男性です。

主役は石油採掘場で働き、火災が起きたときには爆破して
鎮火させる仕事をしています。

あるとき、同じく石油採掘場で働く主役の友達が、
多発する事故の原因は、不良部品を使っていることにあると
言い出します。
いぶかる主役が調べてみると、そのとおりでした。

さらに調べると、その理由もわかります。
主役たちが雇われている採掘会社は悪い会社で、
あと13日以内に工場を作って稼動させなければ
その土地での石油採掘権を失ってしまうので、
不良品だろうと無理に使って
工場稼動の実績を作ろうとしていたのでした。

けれど、主役はそのまま動かしていたら
機械が爆発してあたりの環境を汚染すると気づきます。
また、会社が積極的に不正を行おうとしていることも知ります。
主役の友人は会社の不正を公表しようとしていたので殺されます。
主役も偽の事故現場に送られ、殺されかけます。

どうにか生きて、原住民に助けられます。
傷も癒えたころ、会社の人間が殺しにやってきて、
主役もお世話になった原住民の長老を殺します。
主役は、原住民の長老の娘をつれて、会社に復讐に向かいます。

隠れ小屋で武器を手にし、馬で追っ手をかわしつつ、
工場に乗り込み爆破していきます。
会社が雇った傭兵たちも殺していきます。
途中でボスも殺し、ボスの仲間も殺しました。
工場も会社もつぶれました。


……というようなお話です。

爆弾のプロの主役が、仲間を殺して主役を殺しかけ、
環境も殺そうとする会社に復讐しに行く映画です。

主役はあくまで強く、やるときにはやりすぎなほど
容赦なく悪者を叩きのめすのが爽快でいいです。
アクションモノというよりは、ヒーローモノに入りそうです。
そしてヒーローモノは、ヒーローのかっこよさを
前面に押し出すほうが見やすいと思います。

気軽に楽しめる映画でした。