1197
2012-03-17
ブレイド
BLADE
1998年 アメリカ
主役は、半吸血鬼の男です。
そのまま放っておくと吸血鬼になってしまうので、
血清で吸血鬼ウイルスの動きをおさえて、
半吸血鬼として、吸血鬼とその眷属を退治しています。

ある日、主役が吸血鬼を倒したあと、
その吸血鬼は病院に運ばれました。

病院で復活し、治療にあたった医者を殺します。
襲われたものの、死なずに残った女医がヒロインで、
血液の専門家だったヒロインは、
しばらくしてから主役を人間に戻す研究を始めます。

主役が吸血鬼のボスたちを倒そうとしているあいだに、
主役の隠れ家がばれ、ヒロインはさらわれて
友人は半殺しにあいます。

戻ってきた主役から武器をもらい、友人は自殺します。
主役はヒロインをさらわれているので、悪者を追っていきます。
悪者は、主役の血を使って悪の魔王の力を
自分の体に宿そうとしています。

主役を捕らえて血をとり、力を手にすることに成功します。
主役と悪者が戦います。最終的には主役が勝ちます。
主役は人間になるのではなく、半吸血鬼として
吸血鬼と戦っていく決意をするのでした。


……というようなお話です。

黙っていたら吸血鬼になっていく男が、
その吸血鬼の体を生かして、吸血鬼退治をする内容です。

もろもろありますが、基本線は、悪者がすごい何かを召還し、
自分の体に憑依させる儀式を行うために行動し、
実際それを行い、主役と戦って負けるくらいの話です。
そこに、いやみなせりふや気持ちの悪い映像が加わり、
前編薄暗く、陰鬱な感じになっていました。

見ていて別に楽しくもない、面白いとも面白くないとも言えない、
なんとも言えない映画でした。