主役は、半吸血鬼の男です。
そのまま放っておくと吸血鬼になってしまうので、
血清で吸血鬼ウイルスの動きをおさえて、
半吸血鬼として、吸血鬼とその眷属を退治しています。
主役の死んだと思っていた友人が生きていて
敵に捕らわれていたので助け出します。
その後、敵から手を組むよう持ちかけられます。
吸血鬼を襲う敵ができたので、共闘しようと言うのです。
主役は、敵の内情を知るためにもそれを了承しますが、
敵も主役側の内情を知り、あわよくば主役たちを
始末する目的のようです。
主役たちは一緒に新敵の集団と戦います。
そのうち、その新敵は、いままでの敵が
作ったものだとわかります。
それを作ったのはいままでの敵で、
敵の親玉が自分の息子を実験体としていたのでした。
主役は敵の策略でつかまります。裏切り者は友人の後釜にいた、
発明担当の男です。
つかまった主役は血を抜かれますが、血を取り戻して復活。
新敵、いままでの敵と戦い、勝つのでした。
……というようなお話です。
主役はどちらかといえば追い詰められるほうがメインで、
活躍どころはあまりありません。
毎回ひどい状態までやられる上、
敵はグロテスクで見ていて爽快感はまったくありません。
言ってしまえば不愉快です。
たいしたことのない映画でした。