1212
2012-04-14
28日後…
28 DAYS LATER...
2002年 イギリス・アメリカ・オランダ
主役は事故にあって病院に運び込まれた若い男性です。

ある日、28日くらいの昏睡状態から主役が目覚めると、
周りには誰もいませんでした。
街を見て回るうち、ようやく人に出会ったと思ったら
集団で襲い掛かってきます。
そこを、二人に助けられます。

話を聞くと、人が感染するとゾンビのようになる
ウイルスが蔓延し、ほぼ人は狂ったそうです。
政府もなくなったのだとか。

主役は、自分の実家を確かめに、二人と一緒に行きます。
両親は死んでいました。
家にいたら襲われます。
仲間の一人が血まみれになって感染したようなので
別の仲間が殺します。

街を歩くうちに、ライトアップで人の痕跡を見つけたので、
そのアパートの一室に向かいます。
また、アパートの階段でもゾンビに襲われますが
どうにか一室までたどり着けます。
そこには、中年男性とその娘がいました。

次の日ラジオをつけたら、軍隊が遠くにいるらしいと
流れてきたのでそこに向かいます。

向かう途中、トンネルに入ります。
パンクするので車を直していたら
ゾンビの大群に襲われて逃げようとします。


……というところでとめました。

とにかくうるさくて重くて悲惨で苦しいので
見続けられませんでした。

ジャンルとしては、誰がどうやって生き残るかの、
サバイバルモノに分類されるかもしれません。
最近よくあるタイプのゾンビものです。

ただ、ウイルスは霊長類や人類にのみ感染するタイプのようで、
ほかの生き物は平気であるようなのは多少安心です。
でも、人はウイルスに感染すると、
なぜか無事の人間を襲い始めます。
そこらへんはよくわかりません。

ウイルスでは人間は本能のみになり、凶暴性が増すようですが、
それなら感染者同士殺しあってもよさそうなのに、
なぜか食べ物として健康的な人間だけ襲います。
わけがわかりません。

話も、序盤で狭くて逃げようもない地下のトンネルに入るわ、
そこで大量の車が事故を起こしている中を
普通の車で無理やり通ろうとするわ、
パンクするわそこで直そうとするわと
狙った感があふれでています。

さらに、ゾンビが出てくるところは、
ガラスが割れるなどの効果音の音量を急にあげて、
無理やり見ている人間を驚かせようとしてきます。
いちいちうるさくていらいらしました。
そこで音量をしぼって、最大時にいらつかない程度にしたら
普段の音は小さくてほとんど声がきこえません。
そこも、見続けるのを難しくしました。

製作者の、驚かせよう、驚かせてやった、といういやらしい
したり顔が見えてくるようでした。

あとは、ウィルスの蔓延により政府もなくなったというので、
もう世界は滅びるだけでしょう。
施設は残っていますが、ゾンビたちもうろついているため
どうしようもありません。
オチも救いがないのが予想できるため、見られませんでした。

悲惨と音量ばかりで見ていられない、つまらない映画でした。