1225
2012-04-29
最後の恋のはじめ方
HITCH
2005年 アメリカ
主役は、もてない男性が意中の相手とうまくいくように
アドバイスをする男性です。

主役はいろいろと男女の仲を取り持ちます。
会計士と有名女優との仲も取り持とうとします。

ヒロインは、低俗な新聞の記者です。
主役はヒロインとふと出会い、デートに誘ったり
なにかをしたりと気を引く行為をしていきます。

そのうち、ヒロインの友達が男に遊ばれて捨てられます。
相手の男は、下劣過ぎるために主役が関わるのを
断った相手ですが、その男はその腹いせに、
主役がやりかたを教えたというようなデマを流します。

それに腹を立てたヒロインは、主役を記事にして
新聞に載せます。
そのせいで主役は仕事がうまくいかなくなり、
最近関わっていた会計士も有名女優と不仲になります。

主役は落ち込み、同じく落ち込んだ会計士が来ますが、
会計士と話すうちに、主役は本当の恋を知らないと言われます。

主役はフォローをしに有名女優のところに行くと、
女優は手練手管なんて必要なかった
というようなことを言います。
主役は自分なりの何かを悟り、ヒロインのもとへ行きます。

心のままに必死に口説いて、いい関係になりました。


……というようなお話です。

基本的には軽くて、すこし仕掛けがあって
くすっとしながら見られました。
けれど、ヒロインまわりになるとうっとうしくて、
見るのが多少めんどくさくなりました。

ヒロインは気が強く頭が悪く、まったく魅力を感じません。
友達が主役の他ばかりによって傷つけられたとデマにより
信じ込んだ挙句、情報の裏をとることもなく
主役を実名で写真入で新聞に載せるなど、
ただの気違い沙汰です。
正直苛立ちながら見ました。

映画に、なぜ主役はヒロインに惹かれなければ
ならなかったの理由が述べられ、
ヒロイン自体がもっとまともな人間であったなら、
見終わった印象はもっとよくなったと思います。

全体で見るなら、おもしろく見られる感じの映画でした。