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2012-06-11
シーナ
SHEENA
1984年 アメリカ
主役は荒野のようなところで親を失い、
原住民にリーダーとして育てられてきた若い女性です。

主役を育ててきた呪術師は、国の良い王に危険が迫っていると
伝えに行きますが、伝えることができません。
そのうちに王の弟によって王は殺されます。
殺した犯人は呪術師にされます。

その様子を撮影していた男とその仲間は、
犯人が別にいることを、録画を見て突き止めます。
この男が準主役です。

主役は動物たちを率いて呪術師を助けに来ます。
連れて逃げますが、王の弟たちの追っ手の攻撃で
呪術師は殺されます。

準主役は呪術師にインタビューしに来ますが、間に合いません。
まだ敵が追ってきたので一緒に逃げることになります。
一緒に行動するうち、愛情が芽生えます。

敵が村を焼き討ちしているのを見て、主役は逃げるだけでは
だめで、叩き潰さなければだめだと思います。

反撃しようとしますがつかまります。
敵は主役を、村人の見ている前で村の近くの滝に
投げ入れようとします。
けれどその前に主役の謎の力で動物たちが集まり、
主役の乗った飛行機に襲いかかり、飛行機を落とします。
主役は逃げ出し、集まってきた村人たちと一緒に
反撃を開始します。
そして敵のボスも倒します。

主役と準主役は愛し合っていましたが、
主役を都会に連れて行っては、
主役のいいところを殺してしまうことになると、
準主役は主役を残し、分かれるのでした。


……というようなお話です。

現代文化が、非現代文化を犯そうとして
それに抵抗する話になるかと思いきや、
悪者の一味が襲ってきたので撃退するというだけの内容でした。

主役は一般人の娘でしたが、なぜかテレパシーで
動物を多少操れるような能力も持っています。

文明に対するやりとりもどこかそらぞらしくて、
恥ずかしくて見ているのがつらかったです。

おもしろいともつまらないとも言えない、
なんとも言えない映画でした。