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2013-02-08
青いドレスの女
DEVIL IN A BLUE DRESS
1995年 アメリカ
時代は黒人差別がまだとても激しいころ。
主役は金のない男です。

家のローンが払えなくて困っていたら、
悪い男が人探しの仕事を頼んできたので引き受けます。

探して偽の情報をつかまされ、
それを報告したら殺されそうになります。
会った人間も殺されています。

主役はそのうちに、探している女と会います。
女は連れて行かれる前によりたいところがあるというので
連れて行ったらそこでも人が死んでいて、
女は主役を一人残して車で逃げます。
主役は殺人の容疑でつかまりそうになります。

猶予をもらって調べます。
家に悪者が来るので、対抗策として悪い仲間も呼びます。

調べていったら、探していた女は
選挙に出るような金持ちの女で、実は黒人の血統でした。
その証拠写真で脅されていたのでした。
女を探していたのは、選挙で敵となる陣営のほうでした。

女は連れ去られますが、主役たちが追いつき、
敵を倒して救い出します。

女は証拠を隠し、これでもう脅されずに済み、
金持ちの男と結婚できると思っていたのですが、
男のほうは黒人とは結婚できないと断るのでした。


……というようなお話です。

基本的には人種差別の話で、見ていて気分は良くなかったです。

主役の仕事の中途半端ぶりによって、結局は裏の話が
明らかになりますが、適当さにいらいらしました。

主役の仕事は女を見つけて引き渡すことなのですから、
逃がさずにふんじばってさっさと引き渡せば
それで話が無駄に伸びることもなく終わっていました。

とりたててつまらないところはありませんでしたが、
まったくおもしろくもありませんでした。
なんとも言えない映画でした。