主役は元医者です。
美人を車で撥ね殺すのが趣味の気違いに
かつて妻を殺された主役は、復讐として悪者を車ではねます。
悪者はそれまでの事件とその後の事件の記事を送りつけ、
自分がやっているのだとアピールします。
主役は悪者を捕まえようとしますが、
運転の腕が劣るのでどうにもできません。
そのうち、別の女性が襲われます。
これがヒロインです。
悪者はいったん狙った相手を殺さないと気がすみません。
二度殺そうとしますが、ヒロインは助かります。
二度目のときにヒロインはさらわれます。
主役は追おうとしますが警察に邪魔されます。
けれど説得します。
主役と警官は悪者が挑戦的に残した手がかりから
場所を突き止め、追っていきます。
主役たちは殺されかけますが、死んでいませんでした。
車から降りた悪者の隙をつき、ヒロインが車を奪います。
悪者はその車に捕まります。
気がついた主役は車を発進させ、悪者にぶつけました。
悪者は生きていましたが、警官が止めを刺しました。
……というようなお話です。
とてもお安い映画でした。
犯人の行動も味方の行動もよくわかりません。
犯人の車もどこにいるかもわかるのに、警察は完全無視です。
警官自体も警察に連絡はしません。
犯人は犯人でなぜか主役を気に入り、
適当に自分を追わせる始末です。
退屈はしませんが、とりたてておもしろいものでも
ありませんでした。
どちらかといえば、おもしろく見られる方向、程度の映画でした。