主役は捜査中の事故で、体のほとんどが動かなくなった、
元警察官です。
ある日、とある殺人事件について意見を求められます。
それについて考えているうちに別の殺人が起こり、
それがつながっているとわかります。
最初の事件を見つけて証拠保全した女性警官を手伝いとして
その事件を追っていきます。この女性警官がヒロインです。
タクシーに乗った人がさらわれて殺されていきます。
調べていくと、一冊の本にたどり着きます。
ヒロインは本の最後の事件に気づき、殺人をくいとめます。
そらから手がかりを追っていったら、犯人が次に殺すのは
主役だとわかったので向かいます。
主役の家では悪者が現れていました。
今の生命維持装置を管理する男で、元警官でした。
鑑識かなにかです。
事件で証拠を捏造して、犯人の罪を確定させていたのが
主役にばれ、意見書を出されて首になって
刑務所に入ったのを逆恨みしていたそうです。
主役に襲い掛かりますが、ベッドでふせいだり
かみついたりとできるかぎりの反撃をしているところに
ヒロインが間に合って悪者を撃ち殺しました。
……というようなお話です。
二度目の映画で犯人もわかっていましたが、
犯人の動機などがわからなかったので見ました。
犯人がなぜ無許可タクシーをやっていて、
タクシー自体をもっていたのか、
なぜ連続殺人にその本を選んだのかは語られなかったので
納得できなさは残ります。
けれど、見ていると緊迫感もあり、飽きずに見られます。
傷口や手口がグロテスクなのが少々難ですが、
全体としては意外とおもしろく見ていられました。