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2013-02-21
アナコンダ2 ボルネオ島の迷宮
ANACONDAS:THE HUNT FOR THE BLOOD ORCHID
2004年 アメリカ
主役たちは製薬会社関連の人間です。
ジャングルに咲く とある花が、ものすごい効能の薬に
なるとわかって採取しに行きます。
花が咲くのはあと2週間程度で、その後は7年は咲かないそうです。

そこで無茶をしてジャングルを進みますが、
船は壊れてしまいます。
助けを求めた、船長の仲間の船も壊れます。

死にかけたのでもう帰ろうと言い出しますが
仲間の一人はみんなを裏切って一人で花を取りに行きます。
残った仲間は蛇に襲われて大変です。
どうにか作ったカヌーを奪われたので取り戻しに追います。

蛇を交わしつつ進みますが、裏切り者はカヌーをよこしません。
蛇の巣窟の上の花を取るように脅してきます。
仕方なく従います。

取って戻るときに仲間が反撃し、裏切り者ともみ合いになります。
裏切り者は死にます。
周りの岩も崩れて蛇たちは全滅します。

主役たちは生き残ったものは帰ります。


……というようなお話です。

密林に入ったら蛇に襲われたので逃げるような内容です。

花は細胞の自殺を防ぐ効果があるとのことですが、
その効能を出すにはとんでもない量の花が必要だと
言っていました。
蛇は花を食べて効果が出たために、際限なく大きくなって
襲い掛かってきたようです。

でも、肉食であるようなその蛇が、7年に1度、
短い間しか咲かないその花をなぜそれだけ食べたのでしょうか?
実は菜食で、花をむさぼったのでしょうか。
過去の7年に思いっきり食べたら、その後は食べ続けなくても
際限なく大きくなるのでしょうか?
そこらへんの設定がよくわかりませんでした。

また、終わりのほうで、蛇たちが集団になっていたのを
岩で埋めたら全滅したというような描写も甘いと思います。
もともと土の中で生き延びる生き物なのですから、
隙間で生きている可能性も充分あると思います。

そのように、細部の詰めの甘さが気になりましたが
緊迫感は結構でていて見ていられました。

全体としてはおもしろく見られる感じの映画でした。