主役は元凄腕の掘削機使いでしたが、工事の事故で
仲間が死んでからはやめました。
漁師になろうとしますが、船のローンを払えず
船をとられそうです。

そんな主役の元に、元恋人から仕事の依頼が入ります。
一度は断りますが、行くことにします。

向かった先の川には人食いさめが出ているそうです。
加えて、かつて金の入ったかばんをそこに投げ捨てたため
拾いに来ている悪者連中がいました。

主役と一緒にいる金持ちが、悪者連中にどこか行くように
言ったところ逆上。襲ってきました。
いいなりにさせられます。

途中、施設で爆発事故が起こったり、さめが襲ってきたりします。
悪者に襲い掛かって返り討ちにあったりもします。

夜に金を取りに川に潜らされ、見つけますがさめに襲われます。
その状況を利用して、川底で見つけた銃で悪者を襲います。

船を爆破します。悪者はさめにやられます。
主役たちもやられそうになりましたが
どうにか生き延びました。

さめを倒すと賞金がもらえるのですが、
さめが生きていることにしたほうが自然にもいいとのことで
倒したことは黙っていることにしました。


……というようなお話です。

ジャンルとしてはサバイバルものになりそうです。

さめがいる地域に行き、普通ならそこでやめるなり
帰るなりすればいいのですが、それでは話にならないので
悪者を絡めてむりやりさめと遭遇させるようにした内容です。

無駄にさめと絡ませているのがわかり、
大変おしつけがましい感じで、いい印象はもてませんでした。

さめもなぜ、おなかいっぱいなのに片っ端から人間を
食い尽くそうとしているのかがわからず興ざめでした。
そういう習性があるのなら、そう説明しておいて欲しかったです。

飽きることなく見ていられはしましたが、
全体としてはどちらかといえばおもしろく見られる感じ、
という程度の映画でした。