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2013-05-01
暴走特急 シベリアン・エクスプレス
TRANSSIBERIAN
2008年 イギリス・ドイツ・スペインほか
主役は女性です。
夫婦仲のあまりよくない夫と一緒に、
長距離列車に乗っています。
個室で一緒になったのは別のカップルです。

カップルの男は麻薬運び人です。
主役に近寄って荷物に麻薬を入れます。

主役の夫が停車駅で帰ってこなくなります。
主役は電車を一本遅らせることにし、夫を待ちます。
カップルたちも降りてきます。

カップルの男は主役を強引に誘い、観光地に行きます。
観光地で襲ってきたので返り討ちにして殺します。

主役は駅に戻り、夫と合流して電車に乗ります。
夫はロシア人刑事と相部屋になっていました。
カップルの女のほうは置き去りにします。

ロシア人刑事は麻薬運び人の話をします。
主役はカップルの男がそうだったと思います。
自分の荷物をあさったら麻薬があったので
捨てようと思いますが捨てそびれます。
麻薬を持っていることもばれますが、罪に問われません。

変だと思ううちに電車の連結が解除されていることに気づきます。
主役たちはつかまります。
ロシア人刑事はマフィアの手下でした。
カップルの男は麻薬と金を盗んで逃げたので
行方を追っているそうです。

カップルの女も捕まっていました。無関係のようですが
行方を訊くために拷問されていました。
主役たちも同じ部屋に入れられます。

マフィアたちが出て行ったので部屋を脱出します。
止まっている電車に戻って逃げようとしますが
マフィアたちが追ってきます。
殺される前に本物の警官たちが来て助かります。
マフィアの手下の刑事はうまく逃げます。

主役はカップルの女のほうに男の情報を与え、
女は男の死体から金を得るのでした。


……というようなお話です。

旅行してたらマフィアのごたごたに巻き込まれて、
どうにか逃げるという内容です。

感覚では、映画の半分はカップルの男が主役にだらだらと絡み、
四分の一で男を殺し、残りの四分の一でマフィアに襲われて
逃げようとするようなものでした。

カップルの男は最初から密輸入のような話をしていたので
なにか悪者なのだろうと思いましたが、
とにかく進展がありませんでした。

途中まで、とにかく何がやりたい映画なのかわからず、
おもしろくもありません。
最後まで見ても、結局はマフィアの下っ端の
麻薬と金盗みに巻き込まれ、そこから逃げるだけの内容で、
それならもっと早くにそこまで持っていけばよかったのでは
ないかと思います。

個人的にはいらないシーンがやたら長く、
全体としてはおもしろいともつまらないとも言えない映画でした。