1422
2013-08-01
弾突 DANTOTSU
PISTOL WHIPPED
2008年 アメリカ
主役は、かつて仲間に濡れ衣を着せられて
警察を辞めさせられた男です。
その後さらに身を持ち崩しています。

賭け事で借金を作った主役を、政府の暗殺組織が拾います。
主役に暗殺させます。

主役は暗殺が嫌になりますが、娘を人質にすると脅されて
しかたなくやり続けます。

そのうち、主役の親友で、元妻の再婚相手を
殺すように命令されますが断ります。
組織は、その主役の親友が悪者だと言います。

主役はどっちが本当の悪者かはかりかねます。
けれど親友が主役の親しい人間を殺したので戦いになります。
組織の人間も加わって銃撃戦になります。

主役は元親友を殺しました。


……というようなお話です。

主役が命令されていやいや人を殺していくのは
見ていて気分はよくありません。
話は、主役に命じている組織が悪者なのか、
それとも別に悪者がいるのかというところで
揺らしていくさまを見せたいような気がしました。

雰囲気は重くて、見ていてもすっきりしません。
けれど、退屈はせずに見ていられました。

全体としてはどちらかと言えば、
おもしろく見られる方向の映画でした。