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2013-09-19
アサインメント
THE ASSIGNMENT
1997年 アメリカ
主役は海軍の軍人です。
ある日、テロリストと間違えられて捕まえられます。
顔がそっくりのようです。

その後、主役は顔がそっくりな、全世界に指名手配されるような
極悪テロリストのコピーになるように求められます。
主役はしぶしぶ受け入れます。

主役の組織はそのテロリストを舞台から消すために、
主役をテロリストのコピーとし、
主役にそのテロリストが依頼者を裏切って
金を受け取っているような人間だと思い込ませることで、
テロ業界から抹殺しようとしていました。

主役は鍛えられて、性格も変わっていきます。
テロリストの情婦に会いに行きます。
そこで別の組織に急襲されます。
主役は逃げます。

テロリストは、情婦が裏切ったと思います。
殺し屋に情婦を始末させに行きます。

主役はその殺し屋と空港で遭遇してしまいます。
殺し屋は主役と会話し、偽者だとわかったので
トイレで殺そうとしますが主役の仲間が助けに来ます。
主役は生き延び、仲間が殺されます。

主役は家に帰り、草野球の観客と揉め事を起こします。
自分の性格がおかしくなっていることを実感します。
早く足を洗いたいと思いますが、
テロリストを殺さない限り無理と言われます。
しぶしぶテロリストを殺す任務を続けます。

テロリストの情報をつかんだので急襲しに行きます。
ほかの組織も別行動で動いています。

テロリストは逃げ、主役と遭遇します。
主役ともみ合いになります。
主役の仲間が来てテロリストを撃ちますが、
実は間違えて主役を撃っていました。
テロリストは逃げます。

その後、主役は爆弾で殺されたように見せかけられます。
主役は生きていて、別の場所で家族と暮らしました。

作戦は成功で、テロリストは依頼者を裏切る奴だとして、
いろいろな組織から狙われ、その後つかまったそうです。


……というようなお話です。

主役の変化ぶりと、テロリストを倒しても
自分も世間的に死ななくてはいけないと考えると、
主役の失うものの大きさに複雑な気分になります。

テロリストの外道ぶりや、主役の組織の非道ぶり、
主役の嫌がりぶりなど見ていてうんざりしてきますが、
流して見る分には見切るほどでもなく、
つまならくもありませんでした。

全体としてはおもしろく見られる感じの映画でした。