舞台は現代あたりのアメリカで、
主役は元凄腕の軍人です。
ある日、主役は殺人で逮捕されます。冤罪です。
冤罪が認められるまでに6年くらいかかり、
その間に妻と子どもは逃げていきました。
主役はすべてを失い自暴自棄になります。
出所後、チンピラが絡んできたので叩きのめして車を奪います。
その後、休憩していたら近くで争いが起こります。
銃を乱射するのもいたので叩きのめして殺します。
車を見たら、生きている女と大金がありました。
そばにいた男を助けて、3人でその場から逃げます。
女は中国マフィアの重要人物で、
男はロシアマフィアのボスの息子でした。
女は主役を国外に脱出させられるというので、
主役は女を守ることにします。
女の目的は、中国マフィアの経理をやっていたおじを
まともなルートで国外に逃がすことです。
けれど中国マフィアは、マフィアから出たおじが
他人に捕まり、マフィアの内情などを漏らされると困るので
捕まえたまま逃がさないようにしています。
主役は女のおじを助けることにします。
手が足りないのでロシアマフィアの男を頼ります。
悪者は悪者で内部分裂もありますが、
主役たちは悪者のアジトに乗り込み、戦って皆殺しにします。
助けたかった女のおじも助けました。
……というようなお話です。
全体的に暗く、荒々しい雰囲気でした。
悪者を叩きのめすところはよかったですが、
やりすぎの感じもしました。
主役は冤罪でつかまってすべてを失ったせいで、
今回の事件に巻き込まれ、国外に逃げるはめになったので
一応内容はまとまったとは言っても その後のことを考えると、
主役が救われていなくて微妙な気分になりました。
偶然知り合ったのがマフィアの娘だったり
マフィアの息子だったりとギャグっぽいところがあったので
どうせならそういうギャグ方向を延ばして
悲惨な感じにならないのを見てみたかったです。
全体としては、飽きずに見られ、
見流す分にはおもしろく見られる方向の映画だったと思います。