1466
2013-11-01
ボビーZ
THE DEATH AND LIFE OF BOBBY Z
2007年 アメリカ
舞台は現代あたりのアメリカで、
主役はチンピラの男性です。

主役は刑務所に入り、悪者界の大物を殺しました。
そのため、どの刑務所に行ってもそのうち殺される羽目に
なるそうです。

ただ、主役の顔が、とある地域の大物麻薬販売人に似ていたので、
悪者警官と大物麻薬販売人は計画を思いつきました。

悪者警官は主役を呼んで、自分の相棒がとある麻薬販売人に
つかまり、殺されかけていると嘘をつきます。
相手は大物麻薬販売人と交換で助けると言っているものの
大物麻薬販売人はもう死んでいるので交換ができなくなったため、
主役に大物麻薬販売人になりすまして行ってくれ、とも言います。

本当は、そうして乗ってきた主役を殺し、
大物麻薬販売人自身が殺されたことにしようとする企みでした。

主役は、断ったら刑務所に戻るので、引き受けます。

しばらく練習したのち、交換場所まで行きます。
悪者警官が皆殺しにかかりますが、主役は運良く避けます。
逃げようとしたところを、悪徳警官の相棒を誘拐したという
悪人の手下に捕まり、アジトにつれていかれます。

そこで美人と会います。これがヒロインです。
ヒロインは、姉の子を連れています。
その子どもは大物麻薬販売人の子のようです。
周りは知りません。

主役はヒロインから、悪徳警官の相棒を誘拐したと
言わわれているボスは、主役を殺そうとしていると
教えられたので逃げます。
大物麻薬販売人の息子もついてきます。

逃げますがつかまります。
殺されそうになりますが殺して逃げます。

ヒロインは大物麻薬販売人の仲間と会います。
大物麻薬販売人の仲間は金を横領していました。
主役が偽者なのがばれますが、大事にしないようにしてくれます。

偽のパスポートと金をうけとり、逃げようとしたら、
姿を目撃されていたので、
刑務所で殺した悪者界の大物の手下が襲ってきました。

主役は、自分は大物麻薬販売人だと言います。
大物麻薬販売人と悪徳警官は主役を殺しに来ていたので、
それを見つけた主役は、大物麻薬販売人を自分だと言います。

ちょうどヒロインと、こどもが船で来て、
父親と呼ぶので、未婚だった主役は大物麻薬販売人だと
敵は納得して、悪者界の大物と悪徳警官を撃ち殺しました。

主役は金と家族、自由な人生を手に入れて
あたらしい未来へ船出しました。


……というようなお話です。

最初の警官が悪者で、主役に成りすませという
大物麻薬販売人が生きていて、
それを逃がすためのお芝居でした。

主役は直面する大変な出来事を、走ったり逃げたり
撃ったり戦ったりして乗り越えていくような、
おそらくアクションもののくくりにはいりそうな内容です。

こどもが、殺し合いになりそうな場所へつれてけと
しつこくする場面や、いったん痛い目にあったあとも
しつこく足手まといになろうとする場面は
かなりいらっとしました。
そのほかもすこし嫌な場面がぼちぼちありましたが、
見終えることができました。

見所は特になく、つまらないとは言いきれないものの、
かといっておもしろいとも言えない、
なんとも言いようのない映画でした。