1468
2013-11-07
山猫は眠らない
SNIPER
1992年 アメリカ
舞台は現代の密林あたりで、
主役は軍人で狙撃手です。

ある日の任務で、主役は相棒を殺されます。
殺したのは、その前に主役の相棒だった、
裏切り者の男です。

その後、主役はエリートなだけの新人とペアを組まされます。
新人が持ってきた狙撃作戦案は使い物にならなかったので
ジャングルとジャングル狙撃に詳しい主役が別案で行動すると
主役は不満を持ちます。

敵へ行く前に、敵の情報をつかもうと、
協力者のいる村に行きます。
そこで仕事を頼まれますが、新人が狙撃をためらって失敗。
協力者の村からは相手にされなくなります。

敵のアジトに到着し、狙撃まで待つことになりましたが
狙撃ポイントに邪魔が入ったので移動して待ちます。
新人はうちやすさだけ考えて敵から丸見えのところにいたので
主役が行動して目をそらしていたら敵に襲われます。
どうにか処理します。
新人はターゲットの一人を撃ち殺します。

二人で逃げ出しますが、主役は戻って残りを片付けると言います。
新人はいやだといいます。主役を殺そうとします。
二人でもみあっているところを敵に見つかります。
主役は新人を逃がします。
新人は決心して主役を助けに行きます。

新人はまたためらったり、主役を殺そうとしてみたりしますが、
見張りを殺して主役を助けます。

新人は自分を殺せと言いますが、主役は殺さず一緒に帰ります。


……というようなお話です。

新人の言動にいらいらしましたが、主役がかなりよかったです。

ジャングルがきつくて、楽な司令部で命令を出すようになりたい
と言う新人に対し、「現場で実弾を撃って人を殺すのも、
司令部で命令を出(して人を殺)すのもおなじことだ」
というようなことを言ったり、
新人をさりげなく協力者と顔合わせさせたり、
新人をかばったりと、
一見傍若無人な感じに見せながらも
しっかり軍人として、上官として新人を鍛えているところに
好感がもてました。

筋は単純ですがわかりやすく、
新人は邪魔ですが主役が良く、
全体としては意外とおもしろかったです。