舞台は現代あたりのアメリカで、
主役は現役を引退したスナイパーです。
『山猫は眠らない2』が前作で、
設定は前作から引き継いでいるようです。
老化が進んできて、勝手な指の動きも出るようになってきました。
主役にはかつて命を救われた上官がいました。
その息子の結婚式で、上官の代わりもつとめました。
この上官が今回の敵で、悪者です。
ある日、政府のお偉いさんがやってきて、
上司が生きて見つかったと言います。
外国で人間のくずになっていて、
外国の警察につかまりそうだということです。
つかまったらいろいろな作戦がばれるので
つかまる前に殺せと言われて引き受けます。
現地の政府組織の男の協力もあり、狙撃に入ります。
この、現地の政府組織の男が準主役です。
主役は狙撃しますが、かつての怪我により失敗して逃げられます。
主役と準主役で悪者を追います。
地下のアジトのような場所に潜入し、
準主役が悪者と肉体で戦います。
準主役が勝ちますが、悪者に捕まります。
主役は、準主役に向けられたピストルを持つ、
悪者の手下の手を撃ち、悪者の手下が筋肉の反動で
悪者を撃ち殺しました。
悪者を倒したので、手下は主役の命令を聞くようになります。
主役は帰る道案内を頼み、帰りました。
……というようなお話です。
変な格闘アクションがあり、
狙撃をするのは最初にしくじるところと
最後に決めるところくらいです。
その狙撃も、話が盛り上がって最後のとどめにというのではなく、
とってつけたようなシーンで曲芸撃ちをするので
なんだかもりあがりませんでした。
退屈はせずに見られたので、見流す分には
おもしろく見られる感じの映画だったと思います。