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2013-11-14
永遠のアフリカ
I DREAMED OF AMERICA
2000年 アメリカ
舞台はすこし昔のイタリアとアフリカで、
主役は一児の子持ちの女性です。

ある日、主役は仲間と飲んで、他人の運転する車に乗りました。
その車がほかの車と正面衝突しそうになったので避けると、
道から外れて仲間が何人も死にました。

失意の中、仲間の一人と仲良くなり、
その仲間が土地を持って商売をやっているアフリカに
行くことにしました。
その仲間と結婚もします。

アフリカは初めてのことばかりでとまどいもありましたが
次第になれていきます。

主役の夫は農業経営はそっちのけで、狩りなどに夢中なため
主役は不満を持ちます。

主役は夫がいない間にもいろいろします。
密猟者の取り締まりや、近隣部族と争いを生まないために
水場をつくるなどです。

夫も密猟には腹を立てていて、止めようとしていました。
それが原因となり、ある日、密猟関係者に車を襲われ、
身包みはがされた上に暴行を受けて帰ってきます。

その後、それとは関係なく車の事故で死にました。

主役はふたりめのこどもがおなかにいました。
そのうち生まれます。

一人目の子は寄宿舎つきの学校に行っています。
こどもたちはぐんぐん大きくなります。

一人目の子は有名大学に受かります。
でも行く前に、禁止されていたにも関わらず
飼っていた蛇にかまれ、死にます。

主役はいろいろあったものの、アフリカで暮らしていこうと
思うのでした。


……というようなお話です。

実話を基にしたものだそうです。
前に一度見た気がしますが、内容はほとんど忘れていました。

ぼちぼちと普段の生活をしているうちに、
国家と国家をつなぐような大きなことを成し遂げることに
なるのかと思いながら見ていましたが、
アフリカで普通に生活し、適当な夫に怒り、
息子の進学に悲しみ、夫の死に悲しみ、息子の死に悲しんで
終わりました。

特に現地の暮らしが感心を持って見られるように
描いているわけでもなく、すごくたんたんと進んで
あっさり終わりました。

退屈はせずに見られましたが、取り立てておもしろい場面もなく、
全体としてはどちらかと言えばおもしろく見られる方向、
という程度の映画でした。