舞台は現代あたりのメキシコの油田です。
主役は男二人です。
油田にミミズの化け物のようなものが出たので、
かつて戦ってたおしたことのある主役に、
退治する依頼がなされます。
主役は引き受けます。
現地で適当に殺しまくっていたら、
予想外の状況が起こり始めます。
調べてみたら、化け物が変化していました。
今まではミミズのような地中型だったのに、
今度はダチョウのような二足歩行型になっていました。
しかも今までは振動探知で襲ってきたのに、
今回は体温探知で襲ってきます。
主役たちは襲われながらも反撃し、
最後は建物に閉じ込めます。
中には食べ物があり、化け物たちは元気になって
襲ってくることが予想されました。
主役の一人は中に入ってどうにか爆弾をしかけます。
爆弾は化け物を吹き飛ばし、危機は去りました。
……というようなお話です。
化け物を適当に殺していたらいきなり進化して襲ってきたので
あわてて逃げ惑いつつ、最後は皆殺しにする内容でした。
生き物が進化の過程をすっとばして超進化するさま、
襲ってくるさまは冗談としか思えません。
作っている側も真剣に、謎生物に襲われる
パニックムービーをとろうとしているのではなく、
B級映画を作りたくて作っているのだというような
どこか突き放した作りをしている印象を受けました。
とりたてて見所はありませんが、気楽に見られて
全体としてはおもしろく見られる感じの映画でした。