舞台は西部時代の田舎町、
主役は銀山を買ったためにお金がなくなった男です。
ある日、銀山で鉱夫たちが地中を動く化け物に殺されます。
鉱夫たちは鉱山から逃げていきます。
町には数人しかいなくなります。
銀山が機能しなくては困るので、主役がやってきます。
見に行ったら化け物に襲われかけます。
戻って町の人と話し、腕利きのガンマンを雇うことにします。
ガンマンがやってきます。
ガンマンは化け物をあまり信じていません。
主役たちはまた鉱山に出かけます。
化け物に遭遇します。武器が弱く、倒せません。
別の場所に行きます。
化け物は工夫して襲ってきたので、
主役たちが避難していた場所も壊され、
腕利きのガンマンが殺されます。
助けを求めて機械をいじっていたところ、
町の人が気づいて助けに来てくれます。
助かります。
町に戻り、会議をします。
主役はあきらめて帰ると言います。
そして町を去ります。
汽車のきっぷを買おうとしたところで、
町からの助けを求める電信を知り、武器を買い込んで戻ります。
みんなで協力して倒すことにします。
化け物を呼び出して殺していきます。
最後の一匹が強く、有効武器をすべて壊されます。
さらに町の人が殺されそうになったところで、
蒸気機関を起動させ、動力ベルトに化け物を絡めます。
化け物は蒸気機関にぶつかって飛び散りました。
町の人たちは心を通わせあいました。
……というようなお話です。
勇気が出ずに逃げようとしていた主役が、
自分を奮い立たせて戦い、勝利して仲間と絆を深める内容です。
話としては王道のパターンでした。
主役のへたれシーンが長くて多少うっとうしく思いましたが、
作りとしては悪くありません。
このシリーズを見てきて思うのですが、
ミミズの化け物タイプは、体が柔らかいというわりには、
土の中を結構適当に進みます。
頭がいいと言われているわりには、
地中に杭があっても避けたりせずぶつかっていくのです。
ということは、剣のように刃をつけた杭を、
化け物が通れない間隔で地面に打ち込んでおけば、
かなりの確率で簡単に殺せるのではないでしょうか。
それはそれとして、映画では見ていられなくなるような
シーンもなく、まじめな作りをしていたので、
見終わったあとの気分は悪くありませんでした。
全体としては意外と面白く見られる感じの
映画だったと思います。